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BRADIO 全国21都市を完走、満員のNHKホールで47都道府県ツアー開催を宣言

アーティスト

7月4日にリリースしたメジャー1stアルバム「YES」をひっさげたBRADIOの全国ツアー「YES Release tour 2018~ORE to OMAE de BOOM BOOM BOOM~」が11月22日東京・NHKホールでファイナルをむかえた。

会場のSEが鳴り止むと、大歓声があがり、コーラス・ホーン隊が奏でる「Funky Kitchen」から幕開ける。メンバーが登場すると満員のNHKホールから歓声と拍手が巻き起こる。ステージ背後には、煌びやかな電飾が施されたBRADIOロゴのオブジェが登場。ボーカル・真行寺が、「会いたかったぜー!」と叫び、ライブがスタート。

「Funky Kitchen」はアルバム「YES」の1曲目を飾るナンバーで、まずは会場の温度を確かめるように歌う。続いて、真行寺のアカペラからスタートした「スキャット・ビート」。刻むビートに観客もクラップでノリノリになり、会場の温度はすでに沸点を超えているような盛り上がりだ。もっと、もっとと会場の熱気を欲するかのようにライブ定番曲「スパイシーマドンナ」へとノンストップでつなげて行く。

「Feel All Right」につづいて、赤と青の対照的な照明の中ベース酒井、ギター大山の二人だけのセッションが始まる。息のぴったりあったサウンドバトルに会場中が拳を突き上げ答える。セッションから流れるように披露されたのは「ハートビートを打ち鳴らせ」。
 

 BRADIOツアーファイナル

続く、「きっと遠く キミともっと遠く」はコーラス隊のアカペラと真行寺の掛け合いからスタートする。会場全体のクラップに包まれながら伸びやかに真行寺が歌う。曲の多幸感、コラース隊の雰囲気、会場のきらびやかな装飾も相俟って、ブロードウェイのミュージカルショーを見ているような気持ちにさせてくれる。

「Step In Time」からは、会場の雰囲気がガラリと変わり妖艶な空気に包まれる。背後には、照明によって怪しい雰囲気を醸し出す植物の蔦を模した幕が登場し、ステージを彩っている。今年初めて行ったアメリカライブで初披露されて話題となった「Sexy Lover」、親への感謝の気持ちを込めて制作された楽曲「ギフト」、アコースティックギターの音色をバックに、真行寺の歌いあげる声が胸に響く「Sparkling Night」と続けて披露する。激しく、切なく、だけでなく深みのあるアダルトでスイートなパフォーマンスができることもBRADIO の魅力だと改めて感じることができる。

その後も、BRADIOとして初めて全国流通となったアルバム「DIAMOND POPS」からの久しぶりのセレクトとして「Playback」をアレンジを変えて披露したり、「毎会場披露する度に俺の感情おかしくなる!(笑)」と大山がMCで叫んだ「感情リテラシー」など、新旧幅広くセレクトされた楽曲が演奏されていく。
 

 BRADIOツアーファイナル

2ndシングル「きらめき Dancin’」では、ステージセンターに巨大なミラーボールが登場。様々な方向に輝く光の筋に、会場全体がダンスフロアと化した。観客も座席なんて関係ないように様々に曲に合わせて体を動かしている。激しいラテンのリズムのイントロから入ったのは、ツアータイトルにもなった「Boom!Boom!ヘブン」。メンバーの後方では、6本の火柱が曲に合わせ吹き上がる。このNHKホールの会場でしか見ることができない炎の演出に、会場全体でタオルをブンブン振り回し、この日一番の盛り上がりをみせた。

終盤のMCでは、今回のアルバムを制作して、「いいね」「よっしゃ!」と思える瞬間がたくさんあった。と語った真行寺。「みんなのYESの声をもらってもいいですか?」と観客全員を巻き込んだYESのコールアンドレスポンスが起る。「ポジティブなことばかりじゃなくて、ネガティブなこともあるけど。そんなことを全肯定するYESを!いつかの涙も、いつかの後悔も、誰になんと言われようと俺たちの人生はSHOWTIMEだぜ!!」と本編最後の曲は「人生はSHOWTIME」。

観客一人一人に「キミの“人生のSHOWTIME”の途中で、BRADIOに出会ってくれてありがとう!」と投げかけながら本編を閉めた。本編が終わると観客から「LA PA PARADISE」の大合唱がおこる。突然のサプライズにメンバーも驚きながらアンコールに登場。「俺より上手く歌うんじゃねぇよ!」と恥ずかしそうに真行寺。「All I Need You」「Back To The Funk」と続き、これまでのツアー色々な会場で得てきたファンクネスを全部ぶつけたようなパフォーマンスに、観客も悔いが残らないよう全力で踊り楽しんでいた。

最後にステージに3人だけ残り、「今回のツアーでライブの大切さを改めて実感しました!俺たち47都道府県まわります!!」と2019年春からの47都道府県ツアーを宣言。突然のサプライズに会場からは歓声が溢れる。最後は、真行寺が地声で「音楽って素晴らしい!」と叫びライブは幕を閉じた。音楽としてファンク、ソウル、ロック様々なジャンルを表現しながらも、“みんなを楽しませたい”という想いのもと、エンターテインメントとしてよりBRADIOらしさを濃く表現することができたツアーとなった。
 

 BRADIOツアーファイナル

Photo by ヤマダマサヒロ

セットリスト
M1-Funky Kitchen
M2-スキャット・ビート
M3-スパイシーマドンナ
M4-Feel All Right
M5-ハートビートを打ち鳴らせ
M6-きっと遠く キミともっと遠く
M7-Step In Time
M8-Sexy Lover
M9-ギフト
M10-Sparkling Night
M11-Playback
M12-Shout To The Top
M13-INAZUMAジャケット
M14-感情リテラシー
M15-きらめきDancin’
M16-Flyers
M17-Boom!Boom!ヘブン
M18-人生はSHOWTIME

EN1-All Need Is You
EN2-Back To The Funk

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