初の大規模世界巡回展「Exhibitionismーザ・ローリング・ストーンズ展」が来年3月に日本で開催

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世界的なベロモチーフであるザ・ローリング・ストーンズの企画展が2019年3月15日から5月6日まで開催される。その製作発表記者会見が会場となるTOC五反田メッセで11月26日「いいベロの日」に開催された。

バンド史上初の大規模な企画展「Exhibitionismーザ・ローリング・ストーンズ展 」は2016年4月、ロンドンの現代美術専門ミュージアム「Saatchi Gallery」を皮切りにニューヨーク、シカゴ、ラスベガス、ナッシュビルと、世界主要都市の巡回をスタート。現在はオーストラリア・シドニーにて開催されており、来年3月にアジア初上陸として日本で開催される。

バンド自身がプロデュースし、ザ・ローリング・ストーンズの結成から55年にわたる歴史を振り返るアート、フィルム、楽器、機材、写真、衣装、パフォーマンス映像など、貴重なアーカイヴ等によって構成され、単なる展示に留まらず映像や音声体験も臨場感たっぷりに味わえるものとなっている。展示数は500点以上、動員数は世界5ヶ所で100万人を突破している、音楽アーティストの企画展としては世界最大規模となっている。
 

「Exhibitionismーザ・ローリング・ストーンズ展」製作発表記者会見

製作発表記者会見には、本企画展のアンバサダーに就任したギタリストのChar、鮎川誠、ドラマーで女優のシシド・カフカが登壇。

2014年に東京ドームで行われたコンサートにも足を運んだというシシド・カフカはコンサートを観て一時期チャーリー・ワッツに惚れ込んでいたと語り、Charは実家が会場の目と鼻の先だそうで、「近くなので毎日来るかもしれません。五反田を離れなくてよかった!」と会場を沸かせた。

鮎川は自身の演奏もストーンズの影響を大きく受けているとストーンズ愛を語り、「昨日YMOの40周年パーティーだったんですが、僕とYMOが40年前に出会った時に一緒に演奏したのがストーンズの『サティスファクション』。ストーンズ関連のことがあったらどこにでも、何があっても馳せ参じる程惚れ込んでいる。Charさんや僕がストーンズをはじめとするロックに魅了されたように、シシド・カフカさんや若い世代の方々の心にも響いている、音楽の礎を築いてくれたストーンズに感謝したい!ありがとうローリング・ストーンズ!!」とその魅力を熱く語った。

音楽アーティストのキャリアを辿る世界巡回の企画展としては過去に類を見ない最大規模となる「Exhibitionismーザ・ローリング・ストーンズ展」。ザ・ローリング・ストーンズが初公開した膨大なプライベート・アーカイヴはすでに開催された各都市及び現在開催中のシドニーの各都市で、ファンだけでなく、音楽・美術ファンにも大反響を巻き起こし絶賛されている。

写真(C)GEKKO