SKY-HI、ライブハウスツアー地方ファイナルに金子ノブアキがサプライズ出演
12月12日に4thオリジナルアルバム「JAPRISON」のリリースを控えたSKY-HIの、今年で3年連続となるライブハウスツアー「Round A Ground 2018」地方ファイナルが11月27日に長崎・DRUM Be-7で開催された。
2017年には東京・日本武道館2days公演や海外7ヶ所での海外ツアー、今年は千葉・幕張メッセイベントホール2Days公演や様々な大型フェスに出演したSKY-HIだが、このツアーはステージ上にSKY-HIとDJ Jr.の2人だけという最小限のメンバーで、シンプルだからこそダイレクトにSKY-HIを体感できるライブとなっており、この日も自身の原点とも言えるライブハウスのパフォーマンスで満員の会場を沸かせた。
開場中の定番となった架空のラジオ番組「Radio Marble」が終わりDJ Jr.がステージに登場。DJプレイで会場を盛り上げると、エアホーンに呼ばれSKY-HIが登場すると大きな歓声が上がった。
今年の夏、フリーダウンロード配信で話題となったアルバム「FREE TOKYO」のタイトル曲「Free Tokyo」からライブがスタート。「So What?」「Name Tag」「何様」「The Story Of “J”」など、今年発表した楽曲を中心にオープニングから7曲を立て続けに披露した。
「F-3」ではファンに ”休ませねぇぞ!”と自らドラムスティックでPADを叩きお客さんを煽ると、そのまま「Critical Point」で会場を盛り上げていった。
MCで“クラップして一緒に盛り上がっちゃって良い?”と挨拶すると、そのままギタリストMIYAVIと共演した「Gemstone」、ファンには馴染みの「Limo」を立て続けに披露。
MCを挟みアコースティックギターを手にLooperという機材を使いその場で様々な音を作りながら歌い、「Stray Cat」「Bitter Dream」の弾き語りで会場を魅了した。
後半に入ると「Welcome To The Dungeon」「Enter The Dungeon」「Turn UP」の3曲を畳み掛ける様に披露し会場の熱気が一気に高まったタイミングで、金子ノブアキがステージに登場し続けざまに現在配信中の金子とのコラボレーション楽曲「illusions feat. SKY-HI」を披露。金子のサプライズ登場で歓喜するオーディエンスに向けSKY-HIのラップと金子のドラムによるフリースタイルセッションへとなだれ込んだ。
類い稀なるスキルを持つ両者のセッションは会場を凄まじい熱量で飲み込み、オーディエンスを圧倒した。そして、SKY-HIのLIVEの定番曲「Double Down」の共演で最高潮の盛り上がりになった。
次のブロックではSKY-HIはキーボードを弾きながら”生と死”がテーマとなる楽曲「クロノグラフ」「0570-064-556」でSKY-HIとしてのメッセージを届けていた。
終盤には、現在先行配信中のアルバム”JAPRISON”収録楽曲「What a Wonderful World!!」から、代表曲となる「Snatchaway」「カミツレベルベット」を披露し会場を盛り上げフィナーレを迎えた。
ツアーラストを飾る12月11日の東京・豊洲PIT公演の初日には金子ノブアキの他ギタリストのMIYAVI、Kan Sano、mabanua、sleepyhead、12月12日にはSALU、Reddy、RAU DEF他豪華ゲストの出演も決定しており、スペシャルなセッションも予定されている。