ナオト・インティライミ、10年越しの夢が実現した楽曲「Amor y sol with 桜井和寿」MV公開
ナオト・インティライミが12月12日にリリースする7th Album「7」(ナナ)に収録される新曲「Amor y sol with 桜井和寿」のミュージックビデオが公開された。
ナオト・インティライミは、これまで3度のメジャーデビューを経験しているが、3度目のメジャーデビューのきっかけとなったキーパーソンが桜井和寿。2度のメジャーデビューで良い結果を出す事が出来なかったナオト・インティライミが桜井と出会い、この出会いから「ap bank fes ’08」、そして、Mr.Childrenが2009年に開催したアリーナツアー「Mr.Children Tour 2009 〜終末のコンフィデンスソングス〜」、同年に開催したドームツアー「Mr.Children DOME TOUR 2009 SUPERMARKET FANTASY」のバックコーラスに大抜擢されたことで知名度を上げ、2010年に3度目のメジャーデビューを果たした。
ナオト・インティライミにとっては、同じ事務所の大先輩でもあり、自身の人生に大きな影響・後押しをしてもらった桜井との10年越しの夢のコラボ。これまで一緒に楽曲制作、コラボをするという事すら言えなかったが、ついに今回、その夢が実現した。
それに加え、今回は、ミュージックビデオでも夢の共演が実現。撮影時には休憩中もナオトと桜井が向かい合ってギターをかきならしながら即興でセッションを始めたり、後ろから光が刺すシーンでは、ふたりで手を広げておどけ、スタジオを笑いに包んだ。そんな中でもカメラの前に立つとふたりは集中力を切らさず、ひとつひとつのシーンの撮影に全力を注いでいく。撮影も佳境に入ったセットチェンジの最中、桜井が「今回のナオトのアルバムすごく好きだし、ナオトがミュージシャンシップに則って音楽をしていると思う。スタイリッシュで音楽的だし。(音楽は)作るっている時と、リリースする時にはタイムラグがあるけど、今回のアルバムはすごく新鮮で、1年経っても鮮度がある作品だと思う。」とナオトに伝えると、ナオトは「まさに桜井さんに背中を押されて、ここ近年になかった気持ちでいますごく胸を張って音楽をやれてます。このAmor y solもアルバムも。そんなアルバムでサクさん(桜井氏)と一緒にやらせてもらった曲が入るってのは、もう感慨深いを超えてます」と感激を噛み締めていた。
「Amor y sol with 桜井和寿」のミュージック・ビデオは、Dragon Ashやエレファントカシマシら、多数の大物アーティストの作品を手がける巨匠・須永秀明氏が監督をつとめ、シリアスな楽曲の世界観を極限まで突き詰めた作品に。楽曲のタイトルの日本語訳である「愛と太陽」になぞらえ、真紅のモチーフが随所に登場し、さらに新進気鋭の18歳の表現者である山田葵(やまだあおい)のエモーショナルなダンスが楽曲に彩りをそえた、ストイックでドラマティックな仕上がりになっている。