大黒摩季、中国・上海＆北京にて初のワンマンツアーを開催

2019年3月から全国ツアー「MUSIC MUSCLE TOUR 2019」をスタートさせ、まさにツアー真っ最中の大黒摩季がその合間を縫って、昨日6月13日から中国で初めてのワンマン・ライブツアー「大黒摩季 “音楽権利” 2019中国巡演〜只凝視着你」を開催。上海・万代南夢宮文化中心夢想劇場に駆け付けた多くのファンを大いに盛り上げた。

今、中国では90年代の日本アニメが若者を中心に大人気。大黒摩季は、その中でもとくに人気の高い「スラムダンク」の主題歌「あなただけ見つめてる」や「中華一番！」の主題歌「空」を歌っていることから中国での知名度も高い。

すでに2017年には中国の動画投稿サイト・Bilibiliが主催する「Bilibili Macro Link」にゲスト出演し、メルセデスベンツアリーナの2万人の観客の前で3曲をライブ披露したり、今年3月にも「第26回CHINESE TOP10 MUSIC AWARD」で、アジアで長く活躍しているアーティストに与えられる「アジア風雲成就大賞」を受賞し、同じメルセデスベンツアリーナのステージに立っている。そうした実績から今回、上海、そして北京を回る初の中国ワンマン・ライブツアーが実現した。

記念すべき初日のステージは、アニメをきっかけにファンになった中国の若者や、90年代に日本で聴いていたヒット曲をもう一度聴きたいという中国駐在の日本人などの観客を前に、ヒット曲メドレーや「風になれ」「リベンジ」など中国でも人気のある楽曲も含めて約1時間半、全17曲を歌い切った。

日本で展開している全国ツアーとは別のセットリストを用意し、ライブが初めてとなる中国のファンが盛り上がれるようヒット曲中心のステージにしたという。

途中、同時通訳を入れてのMCでは中国への思いを語るなど、ファンとのコミュニケーションも図られ、さらには、「CHINESE TOP10 MUSIC AWARD」で知り合った中国の人気POPアイドル・グループALL INがゲスト出演し、「あなただけ見つめてる」「ら・ら・ら」の2曲をコラボした。この後、15日には北京の糖果LIVE三屋にてライブを行う。

帰国後は、早くも6月22日の北海道・北斗市総合文化ホール・かなで〜るから全国ツアーを再開し、7月26日の東京・渋谷NHKホールまで残すところ13本となったライブに全力を注ぐという。