中島みゆき、初期アルバム18作品がリマスター&高音質HQCDで本日から順次発売
1976年の中島みゆきのデビュー・アルバム「私の声が聞こえますか」から、1981年のアルバム「臨月」までの8作品がリマスターされ、高音質HQCD仕様で本日から発売開始!さらに、4月4日、5月2日にかけて、それぞれ5作品ずつ計10作品が発売される。
今回発売されるリマスタリングCDは、通信販売商品「中島みゆきCD BOX」「中島みゆき CD BOX 2」収録CDと同じものとなる。
’70年、’80年代に青春時代を過ごしてきた人たちにとって懐かしく、大好きな「時代」「わかれうた」「ひとり上手」「世情」などの名曲の数々。今回、これらの楽曲のリマスタリング作業に同行した中島みゆきの原盤ディレクター福島健太郎氏は、「是非、今までと同じ音量で聞いてほしい」と話す。さらに、「今回のリマスター作業によって音圧は上がっていますが、同じ音量で聴くことによって、より低域から高域までの伸びやかさを実感でき、一つ一つの音が鮮やかで豊かに聞こえてきます」と、今回のリマスタリング音源の魅力について語ってくれた。
日本でCDが最初に発売されたのが1982年。現在のCDマスタリング技術は、’80年代に比べ飛躍的に進化。今回、中島みゆきの音楽プロデューサー瀬尾一三、監修、スタジオ立会いの下、2010年から4年間かけ1枚1枚、当時のマスター音源から作業が行われた。
エンジニアは1991年発売の19枚目のオリジナル・アルバム「歌でしか言えない」から、2014年発売の40枚目のオリジナル・アルバム「問題集」まで、22枚のアルバムマスタリングを手がけたトム・ベイカー氏を起用。中島みゆきの音の世界を知り尽くした同氏によるリマスターで、更に鮮明で繊細で力強い音に仕上がっている。
こうして、リマスタリングされた音源は、その原音に限りなく近い音で再現できるよう高音質CD(HQCD = High Quality CD)仕様で発売されることとなった。一般的なCD再生機器に対応している。ここでの高音質とは、マスターテープの再現性の高さを意味している。
なお、今回のリマスター18作品の発売を記念して、YAMAHAの高音質ヘッドホンが抽選で当たる「中島みゆきの名作を良い音で聴こう!キャンペーン」、そして、オリジナルA4サイズクリアファイルがもらえる先着特典が決定している。