布袋寅泰がズッケロのアリーナ公演にゲスト出演、15,000人のイタリア人オーディエンスが熱狂
布袋寅泰がイタリアで絶大な人気を誇るアーティスト・ズッケロのライブにスペシャルゲストとして出演した。
布袋が出演したのはズッケロが現在行っている「WANTED Italian Tour 2018」の2月28日トリノと3月2日ミラノで行われたライブの2公演。
二人はこれまでも、2016年5月に六本木ヒルズアリーナで行われた日伊国交150周年記念イベント「Italia, amore mio!」、同年9月にイタリア・ヴェローナと10月のイギリス・ロイヤル・アルバート・ホールで行われたズッケロの単独公演での共演や、布袋の日本ツアーにズッケロがゲスト出演、昨年はイタリアの国民的テレビ番組である「サンレモ音楽祭」でも共演するなど、親交を深めている。
アリーナ公演がスタートし、3曲目「Ti voglio sposare」のイントロで「from Tokyo, Hotei!」とズッケロから呼び込まれる形で布袋がステージに登場。ズッケロとの共演を通じ、イタリアでの布袋のギタリストとしての知名度は高く、登場した際の歓声は期待感にあふれていた。
「Ti voglio sposare」は2016年にリリースされたズッケロのアルバム「Black Cat」からの楽曲で、レコーディングやミュージックビデオにも布袋自身が参加している。2度目の登場は、コンサート中盤「Iruben me」「Il mare」の2曲。バラード「Iruben me」の壮大で情熱的なギターソロを布袋が弾き終わった瞬間、15,000人のオーディエンスは総立ちとなり大歓声が沸き起こった。さらに熱狂的なアンコールで再登場し「Libidine」のうねるようなギターリフでズッケロとオーディエンスを踊らせた。
布袋はトリノ、ミラノ公演ともに4曲でゲスト出演。渾身のギターパフォーマンスでイタリアのオーディエンスに「ギタリスト HOTEI」として強烈なインパクトを残した。10月20日にはロンドンのシェファーズ・ブッシュ・エンパイアでの単独公演を控えているが、10月11日の初のミラノでヘッドラインショーを行うことが発表された。