BOOM BOOM SATELLITES ラストライブ映像発売、演出に参加したクリエイターたちからのコメントも到着
3月14日に、2017年6月18日に新木場STUDIO COASTで行われたラストライブの模様が収録された作品「FRONT CHAPTER -THE FINAL SESSION-LAY YOUR HANDS ON ME SPECIAL LIVE」リリースしたブンブンサテライツ。
メディア向けに行われた先行試写会にて、感涙する人が続出し、ロックバンドのライブ映像作品としては「こんなに心を動かされたライブ映像は初めて」「人間の始まりと終わり、一生を感じた作品」など、稀有な反応がメディア、ミュージシャン、クリエイターから届いているこの作品は、ブンブンサテライツのラストプロダクツとなる。
メンバーの中野が「僕も川島くんも、ちゃんと魂が宿っている音楽が好きだったから。作り手の魂っていうのは歌だけではなく、楽器の音にも宿るものなんですよね。果たして本当に自分達の音楽がそういうものだったのかどうか、自分達では客観的に判断できないところもあるんだけど、でも僕らはそれを大切にしながら音楽を作り続けてきたので。きっと宿っていると、信じています」と語るように、これまで彼らが作り続けてきた作品には目に見えない力が宿っているのかもしれない。
このライブに、中野が「同じ熱量であきらめずに参加してくれて本当に感謝しかない」という映像クリエイター達からこの作品に対してのコメントが届いた。関わった時代や状況は様々だったが、ヴォーカリスト川島道行不在のライブで、川島を感じられる演出を中野と共に構築してくれた日本屈指のクリエイターたちからコメントが到着した。
なお、「FRONT CHAPTER -THE FINAL SESSION-LAY YOUR HANDS ON ME SPECIAL LIVE」完全生産限定盤は、「いろいろなものがデジタルで簡単に手に入る今、物としてずっと持ち続けてもらいたい」という中野の想いを実現した書籍型のパッケージとなり、平間至氏が撮影したライブ写真集、20年分のBOOM BOOM SATELLITESの歴史がわかるディスコグラフィーに加え、中野の25,000字に渡る活動全てにおいて語っているインタビューが最後に掲載されている。
「あの会場にいる全ての人達、ファン、スタッフ、メンバーと一緒に作り上げたライブ」をメンバー中野雅之が編集、ミックスを手掛け見事な芸術作品となった映像を堪能しよう。
柿本ケンサク コメント
BOOM BOOM SATELLITESというバンドの生き様を心に焼き付けた瞬間だった。
中野さんの一切妥協のないクリエイティブの集大成が昇天するような時間で
そこに集まった人々の心が1つに繋がっていた。見えないけど、僕らはしっかり同化して
元々1つだったことを疑わずして受け入れることができた。
そんな貴重な時間が今となっては大切な記憶で、宝物です。
あの日、あの空間に存在できたことを誇りに思います。
川島さん、あなたの美しい歌声が胸の真ん中に突き刺さってそのまま宇宙に帰っていくようでした。
ありがとうございました。
関和亮 コメント
川島さんはきっとここに居る。
そう信じて映像を製作してきました。
本番当日あの場所に集まった人々の思いが
それをさらに強い物にしました。
奇跡のような瞬間に立ち会えたことを誇りに思います。
長添雅嗣 コメント
あの日のステージ、川島さんは間違いなくそこで歌っていました。居るはずのない川島さんをどう表現するかなどと、
烏滸がましい考えだったのかもしれません。このライブに関わることができて少しでも、お2人への恩返しができたと思いたい。
ありがとうございました。
山本太陽 コメント
あの日ライブが終わった瞬間、ただただ感謝の気持ちで満たされたのを未だに覚えています。
BOOM BOOM SATELLITESの歴史から見ると関わらせて頂いたのはほんの少しの間でしたが、最後まで見届けられた事を光栄に思います。