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映画『ベイビー・ドライバー』サントラ第2弾が4/25に発売決定

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2017年8月に公開された映画『ベイビー・ドライバー』サントラの続編企画が4月25日に発売される。

現在発売中の2枚組サントラ未収録曲と劇中セリフを盛り込んで新たにリミックスされた音源を収録。アルバム予約が開始され、現在「チェイス・ミー」と「TaKillYa –Baby Driver Mix-」の2曲が先行配信中(発売元:30th Century Records/Columbia Records)。

映像と音楽が見事なまでに一体化した鮮烈なカーチェイス・シーンが圧巻の映画『ベイビー・ドライバー』(配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)は、2017年6月28日全米公開された。“カーチェイス版ラ・ラ・ランド”と絶賛され世界中で大ヒットを記録。日本でも8月19日に公開となり、「興奮のカーアクション・ミュージカル」「空間と音楽の共鳴が絶妙」と感激の余波が伝播し、リピーターが続出。天才ドライバー“ベイビー”のプレイリストを収録した2枚組サントラCDは劇場で品切れ状態が続いた。

全編音楽に合わせて展開される映画『ベイビー・ドライバー』の選曲は全てエドガー・ライト監督自身が行なっている。脚本も手がけた監督は「主人公のベイビーと同様、音楽が僕を動かす。シーンのイメージにぴったりくる曲がなければ、僕は映画のシーンの脚本を1つとして描く事は出来なかった。」と語るほど音楽が重要な位置を占めている。

今回発売される続編企画は、サントラ第1弾に未収録だった重要なナンバーとスティーヴン・プライスのスコア、劇中のセリフやシーンの効果音をふんだんに盛り込んだ新リミックスで構成されている。プロデューサーはOsymyso。スティーヴン・プライスは1977年生まれのイギリスの作曲家で、『ゼロ・グラビティ』(13)の音楽でアカデミー賞を受賞している実力派。また映画本編には流れなかったものの、監督にとって “ベイビー・ドライバー”を作る原点となったミント・ロワイヤルの「ブルー・ソング」(2002)がアルバムの最後を締めくくる。

続編企画について監督は次のようにコメントする。「アクションと歌、スコア、サウンド・エフェクトをすべて織り交ぜたミュージカルを作りたかったので、音楽の天才二人にお願いすることにしたんだ。一人は面識がなかったが、その後長きに渡って一緒に仕事をすることになる、当時はミュージック・エディターで今やオスカー賞受賞作曲家のスティーヴン・プライス。もう一人は以前から大ファンだったマッシュアップの天才Osymysoだ。2人が暴走する僕のアイディアを着地させるのを助けてくれたおかげで、執筆にとりかかる前に“ベイビー・ドライバー”の音楽が聞こえるようになった」

映画公開時に発売された2枚組サントラは強烈な印象を残すジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンの「ベルボトムズ」を筆頭にロック、R&B、ソウル、パンク、ジャズまで幅広いジャンルの全30曲を収録している。クイーン、T・レックス、ダムド、コモドアーズ、バリー・ホワイト、べック、ブラー、デイヴ・ブルーベック等監督のインスピレーションの元ネタ曲を集めた最強盤で、第60回グラミー賞にノミネートされた。エンディングに流れる「ベイビー・ドライバー」は、サイモン&ガーファンクルの代表作『明日に架ける橋』(1970)B面2曲目に収録された隠れ名曲として話題になっている。
 

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