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「NOW PLAYING JAPAN LIVE vol.1」開催、キック、オーラル、BiSH、Miracle Vell Magicが熱狂のライブ

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NOW PLAYING JAPAN LIVE vol.1

2018年3月19日、東京・Zepp DiverCityにて「NOW PLAYING JAPAN LIVE vol.1」が開催された。

本イベントはBillboard JAPAN、スペースシャワーTVと、定額制音楽配信サービスのApple Music、AWA、Google Play Music、KKBOX、LINE MUSIC、レコチョクBestが一堂に会し、新しい音楽のトレンドを生み出すプロジェクトの取り組みのひとつ。KICK THE CAN CREW、THE ORAL CIGARETTES、BiSHは今聴かれているアーティスト“NOW PLAYING ARTIST”として、Miracle Vell Magicは“STARTERS ARTIST”として出演した。
 

NOW PLAYING JAPAN LIVE vol.1

MCは、音楽好きで知られる俳優の千葉雄大が担当。初の音楽イベントの司会とあってか、所々緊張を隠せない様子であったが、持ち前の愛嬌を活かし、イベントに和やかな風を吹かせた。
 

「NOW PLAYING JAPAN LIVE vol.1」

トップバッターは“楽器を持たないパンクバンド”BiSH。「ナウプレイングジャパーン!今日も一緒にアガってこーぜーーーー!」と、激烈なナンバー「GiANT KiLLERS」で幕を開け、1曲目からBiSHもオーディエンスも全力投球と言わんばかりのパワーを見せ合った。

真っ黒な衣装に身を包んだ6人の個性溢れるステージングと、毒々しさ全開のコール&レスポンスで、会場の熱は急上昇。「AM I FRENZY」「SMACK baby SMACK」と、ハードな楽曲が続いた後、彼女達の代表曲でもある「プロミスザスター」では、胸が締め付けられるようなエモーショナルなパフォーマンスで観客を魅了した。

破竹の勢いで走り抜けたラストは、「BiSH –星が瞬く夜に-」で大団円。サビでの振付や、間奏でのヘッドバンキングで、会場は一体感に包まれた。

MCでは「2018年、いろんな音楽のシーンに飛び込んで、ナウプレと一緒に成長していきたいと思います!」と語ったBiSHだが、2018年はどのような進化を遂げるのか、ますます目が離せなくなるようなステージであった。
 

「NOW PLAYING JAPAN LIVE vol.1」

続いて登場したのは、ナウプレの新人応援企画「STARTERS MATCH」から選ばれた女性ソロシンガー・Miracle Vell Magic。4人の男性ダンサーを従えた「Ways to Be Wicked」では、普段の親しみやすいキャラクターからは想像ができないクールな表情を魅せた。

その後ダンスタイムを挟み、今度は赤いトップスにピンクのスカートというガーリーな衣装に変身、ポップでキュートなナンバー「G-I-R-L」を披露。MCでは、今日のために自腹で購入したという靴をオーディエンスに見せ、「こんな多くの方に自慢できて嬉しいです!」と、会場を笑いに誘った。

「ディズニーが大好きで、ウォルトディズニーみたいなエンターテイメントを作りたい」と語った彼女。音楽を含めた様々なエンターテイメントを引っ張っていく、新世代のガールズアイコンとして、これからの活躍に期待したい。
 

「NOW PLAYING JAPAN LIVE vol.1」

3番手は、今回唯一のバンド編成であるTHE ORAL CIGARETTES。1曲目「カンタンナコト」から持ち前のダークな世界観で、オーディエンスを一気に狂気の渦へと引きずり込んだ。その勢いまま「DIP-BAP」「CATCH ME」とキラーチューンを連発、Vo.山中が「好きに踊れよ!」と煽ると、フロアはまるでワンマンライブかと見間違えるほどの盛り上がりをみせる。

「BLACK MEMORY」では、同曲が主題歌になった映画『亜人』に出演したMCの千葉に対して「千葉くーん!どうですかー!」と叫んだり、ラストのサビでは、山中がフロア中央に降り立ち、そこに向かって大量のダイバーが押しかけたりと、その光景は見るものすべての目を釘づけに。

しかし、そんな熱狂をも自分達の一部として飲み込んでしまう、THE ORAL CIGARETTESのモンスターバンドっぷりには感服せざるを得なかった。
 

「NOW PLAYING JAPAN LIVE vol.1」

記念すべきナウプレライブvol.1のトリを飾るのは、KICK THE CAN CREW。オープニングナンバー「千%」のイントロが始まると歓声が沸き上がり、3人が登場した。

それぞれがステージの端から端までを縦横無尽に走り回り、オーディエンスとアイコンタクトを取りながら、言葉の一つ一つを届けていく。活動休止期間はあれど、今回の出演者の中で一番のキャリアを誇る3人の絶妙なチームワークが心地良く、従来のファンのみならず、他のアーティストが目当てであろう観客も巻き込み、会場は暖かな空気に包まれた。

言葉はいらないとばかりにノンストップで駆け抜けた30分、「俺らのこと応援しに来てくれてありがとうございました、KICK THE CAN CREWでした!」と、最後に「アンバランス」を披露し、大歓声の中ステージを後にした。

異種格闘技のようなラインナップであった今回のナウプレライブだったが、ジャンルや世代を越えて支持されるアーティスト達、そして何よりオーディエンス一人一人の熱気によって、その場の音楽が“みんなのモノ”になったことを確かに感じた。

この模様は、4月27日21:30より、スペースシャワーTVにて特別番組として放送されるので、是非チェックしていただきたい。

<セットリスト>※出演順
・BiSH
M1. GiANT KiLLERS
M2. Am I FRENZY??
M3. SMACK baby SMACK
M4. プロミスザスター
M5. OTNK
M6. BiSH -星が瞬く夜に-

・Miracle Vell Magic
M1. Haters(Dance Part)
M2. Ways to Be Wicked
M3. Haters(Dance Part)
M4. G-I-R-L
M5. Viva La Bloom

・THE ORAL CIGARETTES
M1. カンタンナコト
M2. DIP-BAP
M3. CATCH ME
M4. ReI
M5. 狂乱 Hey Kids!!
M6. BLACK MEMORY

・KICK THE CAN CREW
M1. 千%
M2. 地球ブルース〜337〜
M3. TORIIIIIICO!(3人ver)
M4. マルシェ
M5. イツナロウバ
M6. sayonara sayonara
M7. アンバランス

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