寺岡呼人、豪華アーティストが参加した奇跡のバースデーライブをWOWOWで3/25放送
豪華アーティストが参加したスペシャルでメモリアルな寺岡呼人バースデーライブ(日本武道館公演)の模様を、3月25日20:00からWOWOWで独占放送する。
ロックバンド・JUN SKY WALKER(S)のベーシストとして80年代後半から本格的にプロミュージシャンとしての活動をスタートさせた寺岡呼人。ソロアーティストとしての活動だけでなく、ゆずから八代亜紀まで幅広いアーティストのプロデュースなどを含め、その豊かな才能で日本の音楽シーンを走り続けている。
自ら立ち上げたライブイベント「ゴールデンサークル」もすっかりお馴染みとなり、桜井和寿、奥田民生、松任谷由実など、これまでに多くのアーティストが出演してきた。
そんな彼が2月7日に50歳の誕生日を迎えた。当日である2月7日に東京・日本武道館と、12日に大阪・大阪城ホールに、さだまさし、桜井和寿、ゆず(東京公演のみ)、現在進行形で制作をともにしているKが集結した2夜だけのスーパーライブを開催した。
2月7日、誕生日を祝うために約1万3,000人が日本武道館に駆けつけた。開演時間となり、タキシード姿の寺岡がステージに登場し、ゲストのK、ゆず、桜井和寿を呼び込み「ミュージック」でライブがスタート。
続いて「北の国から」のイントロが流れるなか、さだまさしが登場。後半は「寺岡呼人くん、誕生日おめでとう」など、歌詞をつけて寺岡を祝福。美しいヴァイオリンの音色も響かせる。ここでバースデーケーキも登場し、オーディエンスも含めた全員で「ハッピーバースデー」を歌い、大いに盛り上げてくれた。
寺岡と桜井による「秘密戦隊☆ゴジュウレンジャー」を挟み、寺岡のソローステージへ。「大人」や「スマイル」を披露。この後はゲストとのコラボが展開された。
まずはK、「音楽的にも人間的にもこんなに素晴らしいミュージシャンはいないと思います」と紹介され、最新アルバム『Storyteller』収録の「春の雪」(作詞は寺岡)を歌った。
「この二人に会わなかったら、今の僕は音楽をやってたのかな?音楽観、人生観も変えてくれた友達であり、弟のようでもあり、同士であるこの二人です」とゆずの二人を呼び込む。
共作した「星がきれい」を息ぴったりに歌った後、岩沢厚治が「初めてのレコーディングで、呼人さんが『レコーディングは最初が楽しくなければ一生つまらなくなるから」って最高に楽しい環境でやらせてくれて。あのときの楽しい思い出のまま、20年以上走り続けてこれました」と感謝を述べたあと、最後に3人のみの演奏で「栄光の架橋」をじっくりと聴かせた。
再び、革ジャンに着替えた寺岡と桜井が登場し、「everybody goes-秩序のない現代にドロップキック-」で場内の熱気をいっきに高めた。
ゲストとのコラボの締めは、さだまさし。40年前、小学生だった寺岡呼人が生まれて初めて観たコンサートが、さだまさしだった。「その日から40年目にして同じステージに立つことができます。これほどまでに美しい日本語を操るアーティストはいない。40年目の邂逅です」と、さだを呼び込み、寺岡が選曲したという「親父の一番長い日」を歌った。
余韻が残るなか、桜井、ゆず、Kがステージに登場し、「フォーエバーヤング」で本編を締めくくった。
アンコールは、ゆずとのコラボで「夏色」、桜井とのコラボで「星になれたら」、出演者全員でさだの「いのちの理由」を。最後の最後は寺岡が新曲「仕舞支度」を披露。
バンドメンバーも去りステージに1人残った寺岡は、客席をじっと眺めてから深くお辞儀をし、笑顔でイベントを締めくくった。