KAT-TUNが再始動後初のイベント開催、横浜・大さん橋の特設野外会場に約3,000人のファンが集結
3月22日にデビュー12周年を迎えたKAT-TUNのイベント「KAT-TUN 2018 FIRST IMPRESSION – Ask Yourself」が横浜・大さん橋にて開催され、大さん橋に設けられた特設野外会場には、約3,000人のファンが集結した。
また当日会場へと足を運べなかった方々や、これまでKAT-TUNを知らなかった方に向けて、イベントの一部を「LINE LIVE」にて独占生中継を実施。ネット媒体にてイベントの生中継を行うのはジャニーズ事務所初となった。
グループ単独でファンの前に姿を見せるのは、2016年5月1日「KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY LIVE TOUR “10Ks!”」東京ドーム公演以来。期待だけでなく、少し緊張めいた空気も漂っていた会場の期待感がピークに達した時、ステージを覆っていた幕が一気に落とされ、ファンの前に亀梨・上田・中丸の3人が登場。
大歓声が沸き起こる中、一切の挨拶をせずに歌い始めたのが、この日が初披露となった「Real Face#2」。KAT-TUNのデビュー曲であり、彼らの代名詞ともいえるナンバーとして在り続けた「Real Face」。「今後、しっかりと僕らの意思として皆さんに受け取ってもらえるんじゃないかなと思える曲」と亀梨が説明したように、新たなスタートを切るKAT-TUNの現在形を象徴するともいえる「Real Face#2」をパワフルに歌い、一気に客席を沸かせた。
そして興奮が醒めやらぬファンを前に「改めまして、KAT-TUNです!」という中丸の挨拶と共にトークがスタート。トーク中は、次々と「LINE LIVE」視聴者からコメントが寄せられ、その様子に「ライブを(ネット媒体で)中継するって、考えられませんでしたよ…」と、中丸がしみじみと語る場面も。
笑いに満ちたトークの後に歌われたのが、こちらも初披露となった「Sweet Birthday」。ミディアムチューンに乗せた3人が奏でるハーモニーと、ゆったりとしたステップのダンスに再び盛り上がる会場。そして、亀梨主演ドラマの主題歌であった「Ask Yourself」も披露。色気のあるメロディアスな楽曲で客席を大いに沸かせた後、「LINE LIVE」での生中継は終了した。
「12周年を迎えて、今後も楽しくやっていきたいということで、皆さんと“約束”じゃないですけども…」とラストに歌われたのが、KAT-TUNのコンサートには欠かせない楽曲「ハルカナ約束」。最後には観客同士が手をつないで行う恒例の「We are KAT-TUN」コールで、この日のイベントは終了。会場に集まったファンからは惜しみない拍手が贈られた。
大盛況で幕を閉じたイベントだが、開催前のLINE LIVE配信で中丸が語っていたように、これはあくまでもKAT-TUNにとっては再始動の前哨戦。
4月18日の27thシングル「Ask Yourself」発売、そして4月20日~22日に東京ドームで行われる「KAT-TUN LIVE 2018 UNION」で本格的に再始動するKAT-TUN。さらなる魅力を携え、鮮烈な“ファースト・インプレッション”を残した彼らから、ますます目が離せなくなりそうだ。