BUMP OF CHICKEN、新曲「シリウス」「Spica」を河森正治総監督最新TVアニメシリーズ「重神機パンドーラ」主題歌に書き下ろし
BUMP OF CHICKENが新曲「シリウス」「Spica」を、今春スタートする新TVアニメシリーズ「重神機パンドーラ」の主題歌として書き下ろしたことが発表された。
「シリウス」はエッジィなギターフレーズが印象的なロックナンバーで、オープニング主題歌として制作。「Spica」は温かみを感じられるミディアム曲で、エンディング主題歌として作り上げられた。いずれも藤原基央(Vo, G)がアニメの制作資料などを観て詞曲を書き下ろした、バンドの最新ナンバーだ。
また「Spica」は、先日終了したばかりの全国ツアー「BUMP OF CHICKEN TOUR 2017-2018 PATHFINDER」のツアーファイナルに当たったさいたまスーパーアリーナ2日目および振替公演のマリンメッセ福岡2デイズのいずれもアンコールで、藤原がギター1本の弾き語りでいち早く披露した曲。ツアー中に書き上げたナンバーをいち早くリスナーに届けたい、という思いからで、その際は弾き語りでの演奏となったが、エンディング主題歌としてはバンドアレンジが施されている。
この情報は、本日3月24日に開催中の大型アニメイベント「AnimeJapan 2018」で行われたTVアニメ「重神機パンドーラ」放送直前スペシャルステージで発表に。あわせて、ステージ上で上映されたアニメの最新プロモーション・ビデオがYouTubeで公開された。この映像ではオープニング主題歌「シリウス」がいち早く聴くことができる。
TVアニメシリーズ「重神機パンドーラ」は、「マクロス」シリーズや「アクエリオン」シリーズで知られる河森正治氏が総監督を務める作品。世界が一変した近未来を舞台に、人類を滅亡の危機に陥れる特異進化生物「B.R.A.I」と、特殊部隊「パンドーラ」が人類の存亡をかけて戦う様子を通し、人類の可能性の物語を描く。
BUMP OF CHICKEN コメント
河森監督からのオファーをいただき、とても光栄に思いました。
「重神機」という響きになんだかとてもワクワクしました。
設定資料を見ただけで感動してしまい、お引き受けすることを決めました。
1話のみを拝見させていただきましたが、美しいアニメーションによって描かれたメカやキャラクターたち、世界そのものに一気に惹き込まれました。メンバー同士で早速語り合っています。我々の楽曲がどのように響くのかも含め、続きがとても気になります。
河森正治総監督 コメント
作品の舞台は、AIやバイオテクノロジーの急速な進化によって、人類が滅亡の危機に瀕した世界です。
そこで描きたいのは人類の選択と可能性であり、笑って、泣いて、食べて、寝て、といった、とても人間臭い人と人との関係性です。
BUMP OF CHICKENさんは、そんな変容した世界の中でも失われない希望や肌のぬくもりを感じさせる楽曲を作って頂けると思いました。実際に頂いた楽曲は、想像していた以上に素晴らしく、幾千にも広がる可能性のなかで、ひときわ輝く星の光のように、本作を照らしてくれると確信しています。