Official髭男dism、東京・Zepp DiverCityにてワンマンツアーのファイナル公演を開催
4人組バンド”Official髭男dism”通称ヒゲダンが、7月22日に東京・Zepp DiverCityにてOfficial髭男dism one-man tour 2019のファイナル公演を開催した。
本ツアーは6月22日宮城・SENDAI GIGSを皮切りに、自身初の日本武道館追加公演を含む6都市・全8公演に及ぶ自身最大規模のライブハウスツアーだ。
SEが流れファンの歓声に迎えられながらステージにメンバーが登場すると「異端なスター」を披露。続く「Amaizing」ではVo.藤原がステージを縦横無尽に動き回り、パワフルな演奏と歌声で会場の温度を一気に上げた。
「さぁZepp DiverCity!ツアーファイナルだよ!一緒に最高の瞬間を創ろうと思います!どうか最後まで全力でかかってきてください!」とVo.藤原が呼びかけ、「What’s Going On」では、会場を隅々まで見渡しながら力強く歌い上げその歌声でオーディエンスを魅了した。
MCでは「ツアーファイナルで名残惜しいのでMCも長くなると思うけど、それも込みでグッドミュージックショーをみんなと一緒に創っていければと思います。改めて最後までよろしくお願いします。」と語ると会場からは拍手が起こり「今日はツアーファイナルだし、みんな踊り散らかしにお台場来たと思って良いよね?」と問いかけ、披露した「Tell Me Baby」では、Ba.&Sax.楢崎とGt.小笹がお立ち台でオーディエンスを煽り、グッドミュージックで会場を包み込むと、間髪入れずにDr.松浦のドラムから始まった「始まりの朝」では、サビのタオル回しで会場が一体となった。
続く「FIRE GROUND」では赤い照明に身を包んだGt.小笹がエモーショナルなギターソロを堂々と披露しオーディエンスを沸かせた。
イントロでトランペットと藤原のピアノがソロを奏で合うライブアレンジに観客が酔いしれた「55」や、音源化されていないライブ限定曲「明け方のゲッタウェイ」も披露されワンマンツアーならではの楽曲・アレンジにヒゲダンらしさが光っている。
終盤に差し掛かると、オリコン週間ストリーミングランキングで現在8週連続1位、billboard Japan Streaming Songsでも1位を獲得している楽曲「Pretender」を披露。美しいメロディとVo.藤原の伸びやかな美声に涙するファンもいた。
続けて自身のメジャーデビュー曲「ノーダウト」ではイントロと共に銀テープが放たれ、会場の温度を一気に上昇させると、7月31日(水)にリリースする最新曲「宿命」ではトランペットなどの管楽器も加わってスケールの大きな演奏でライブ本編を締めくくった。
本編終了後の会場からのヒゲダンコールに応えて、ツアーグッズに身を包んだメンバーが再度ステージに登場し「今回のツアーはあっという間に終わってしまいましたが、秋にはホールツアーが開催されます!みんなで楽しい時間を過ごそう!」とファンに伝えた。
MCではツアーグッズの通販も実施されることがアナウンスされ、各地で売り切れのグッズも出るなか、ファンを喜ばせた。
ファンとの掛け合いや、メンバーの仲の良さが垣間見えるMCで会場を盛り上げると、アンコールでは「ブラザーズ」と「Stand By You」を披露しファンとの大合唱でワンマンツアー最終日の幕を閉じた。
「本当にあっという間で、笑いあり笑いあり笑いありのツアーになりました!そして最高のツアーファイナルでした!ありがとう!これからもバンドとして良い音楽を届けられるように精進していこうと思っているし、みんなが次のライブで会える時間を楽しみに明日からの日々を乗り切っていければこのバンドとしてはこんなに嬉しいことはないなと思います!でも、みんなに負けないくらいに僕たちもみんなとツアーで時間を過ごせることを心から楽しみにしています!」とファンに伝えステージを後にした。
7月31日には最新シングル「宿命」をリリースするヒゲダンだが、10月にはメジャー初のアルバムリリースと自身最大規模の全国ホールツアーも決定している。
Photo by TAKAHIRO TAKINAMI
セットリスト
1.異端なスター
2. Amazing
3. What’s Going On?
4. Tell Me Baby
5. 始まりの朝
6. FIRE GROUND
7.犬かキャットで死ぬまで喧嘩しよう!
8.コーヒーシロップ
9.バッドフォーミー
10.115万キロのフィルム
11.55
12.明け方のゲッタウェイ
13.Rolling
14.Pretender
15.ノーダウト
16.宿命
En1.ブラザーズ
En2. Stand By You