RADIO FISH、初の全国ワンマンツアーから東京公演をWOWOWで4/1放送
お笑いコンビ・オリエンタルラジオの2人とオリラジ中田の実弟であるダンサーのFISHBOYを核として2014年に結成されたダンスボーカルグループ・RADIO FISH。彼らが昨年12月25日から初の全国ツアー「RADIOFISH 2017‐2018 TOUR “Phalanx”」をスタート。WOWOWでは、このツアー初日の模様を4月1日21:00より放送する。
ツアー初日、12月25日の会場は東京・日本橋三井ホール。ゲストアーティストにMay J.,、焚巻、當山みれいを呼んだ大ボリュームの1日となった。オープニングナンバー「INVISIBLE EMPEROR」ではSKILL-MASTERの4人がダンスとボーカルで魅せ、続く「ULTRA TIGER」でSHINGOが参加すると歓声はさらに大きくなり、サビでNAKATAが現れると一気に会場が熱くなった。
御神体の登場を含め、すべてが計算し尽くされたかのようなタイミングでオーディエンスを盛り上げて行くメンバー。扇子を持って華麗な殺陣を披露する「黄金時代」、王座にどっしりと座っていたかと思うと終盤にサックスを使ったパフォーマンスで魅せる「Make Ya Groove」など、序盤から趣向を凝らした演出で、見るものをたっぷりと楽しませていく。
「この盛り上がりを皆さんに伝えてほしいから、ムービーを撮って拡散してください」とNAKATAがオーディエンスに呼びかけ、次の曲のみ、まさかのスマホでの撮影が可能となる。
「スマホの準備はいいですか? それではRECボタンを押してください」とSHINGOが言うと「進化論」のイントロが流れ始めた。軽快なサウンドと軽快なダンス。ファンもスマホ片手に楽しそうに体を揺らしている。
「一緒に叫んで!」と「NKT34」でテンポアップ。続けて「あの日見た神様の名前を思い出していつかきっと泣いてしまう」のパフォーマンスがスタートしたが、途中で音が途絶えてしまう。
会場が暗転し、観客がざわつく中、ライトが点くと、王座に座るNAKATAの隣に、なんとMay J.が立っていた。そして「NEW GOD(feat. May J.)」が始まると大きな歓声が。
そのあとのMCコーナーでは、「神っていう存在がいるっていうのはわかってたんですけど、一応、誰なのか確認しておいたほうがいいかと思って、レコーディングの時に聞きました」と、レコーディング時のエピソードをMay J.が話すと、NAKATAが「『はい、僕です』と答えました」とちょっと恥ずかしそうな表情を浮かべる場面も。
後半は衣装を替えて、「PERFECT HUMAN」を披露。そしてゲストの焚巻が登場し「東京大革命」を、さらに當山みれいも加わり「GOLDEN TOWER」を聞かせた。
豪華なコラボで会場は華やかになり、「みなさん、まだまだ盛り上がれますか?」とSHINGOが呼びかけて終盤へ突入。「Trip Drop Town」「O.D.O:Re」「新時代」などテンポの良い楽曲を畳み掛け、「STAR」で本編を締めくくった。
ライブでの歌、ラップ、ダンスを含めた高度なステージパフォーマンスは、RADIO FISHがまさに総合的エンターテイナー集団であることを証明してくれるものであった。