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コブクロ、大阪上海友好交流大使に就任

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全国15都市32公演、28万人動員の全国ツアーを終えたばかりのコブクロが、大阪府庁で大阪上海友好交流大使任命式に出席した。

出席者は、吉村洋文・大阪府知事、松井一郎・大阪市長、中国在大阪総領事館の張副総領事、そしてコブクロだった。

大阪府と上海市は1980年から、大阪市と上海市は1974年から友好交流を実施しており、今回は大阪府・大阪市と上海市との友好交流をさらに促進するため、今回「大阪上海友好交流大使」が創設された。

1998年に大阪で結成され、「桜」「ここにしか咲かない花」「蕾」「未来」のほか、多数のヒット曲があり、昨年2018年11月4日に行われた『御堂筋ランウェイ(御堂筋オータムパーティー2018)』では、40万人のストリートライブを行い、大阪万博誘致にも大きく貢献したコブクロだが、大阪府・大阪市から、大阪と上海の架け橋として、更なる友好交流を促進するため「大阪上海友好交流大使」のオファーを受け、コブクロ側は快諾。就任する事となった。

コブクロは、本年4月には日中青少年交流推進年の一環で在上海日本国総領事館においてミニコンサートを開催し、また8月には上海でコンサートを行うことになっており(8月3日、4日に上海・万代南夢宮上海文化中心DREAM HALL)、今後も上海での公演活動等を通じて交流を深めていく。

任命式ではまず、委嘱状が授与され、友好記念バッチが贈呈された。

「今回、名誉ある素晴らしいご機会をいただきまして僕も黒田も本当に心から嬉しく思っています。先日上海に行かせていただいて現地の方と色々とお話をして、本当にたくさんの方が日本の文化を愛してくださっていること、そして、僕らの音楽を通じて日本語を覚えましたと言ってくださっている学生さんたちのキラキラした瞳を見ていた時に、20年やっていて知らない間に海を越えていたんだということを体感しました。20年通してやってきたことがこんな風に届いていたんだということを僕も黒田もファンの方々も嬉しく思っています。でもまだまだこれからだと思っていて、今度コンサートを上海でやるのですが、そこでも目一杯、音楽を通じてたくさんの方々に思いを届けて行きたいと考えています(小渕)」

「前回上海に行った時に外灘に行ったのですが、その時川沿いがとてもきれいで、大阪の淀川周辺もあんな風になったらいいなと思いました。上海のライブが楽しみです。頑張ります(黒田)」

コブクロ大使に対して、吉村知事は、「熱気的にも上海と大阪は近しいところもあり、コブクロさんに歌を通じて、人と人との交流を盛り上げていただきたいなと思いますので、ぜひよろしくお願いします」とコメント。

「元気さや人のつながりの感じが上海と大阪で似ていると思いました。僕らの歌で言うと“花”をテーマにしたり“人のつながり”をテーマにしている歌が多いということをすごく気にしてくださって、そういう歌の根本的にあるメッセージが私たちに響いているんですとはっきり言ってくださったんです。そういう心情というか気持ちの部分が似ているところがあるのかなと思って、それが僕は一番嬉しかったですね(小渕)」

松井市長は、「コブクロには去年御堂筋ランウェイに出席して頂きました。大阪の事に対して、熱い思いを持っていただいて、愛していただいて、本当に感謝しています。今回は大使ということを吉村知事がオファーしましたが、わざわざ府庁まで来ていただき、ありがとうございました。2010年の上海万博には大阪からたくさんの人が行って、催し物もやりました。2025年の大阪万博ではまたコブクロさんの力を借りて、上海から大勢の人に来て頂きたいと思います」とコメント。

今後のコブクロの大阪上海友好交流大使としての活躍が期待される。

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