Candy Boyリリパを開催、“やっと9人で迎えた、涙の通過点”と“新しい扉”

テレビ朝日系の音楽番組『BREAK OUT』から誕生した、究極の癒しを届けるエンターテインメント集団“Candy Boy”。彼らの1stミニアルバム「Les Candy Boy」（レ・キャンディボーイ）のリリース日である3月31日に、360度客席に囲まれたCandy Boy CAFÉ史上最大となる会場、東京・竹芝ニューピアホールにて、リリース記念パーティーが開催された。

まず、先に行われたのは、リーダー松本ひなたを中心にメンバー完全プロデュースによる昼公演「〜CDリリース記念Party!!〜」。ドリンクを片手に、ピアノ、バイオリン、パーカッションの生演奏で迎えられたファンは、緊張感に包まれた空間の中、Candy Boyの登場を待ちわびていた。

定刻となり、会場が暗転。正面のモニターにオープニング映像が流れ出すと、会場の4つの扉からCandy Boyが登場。「もっと君と、季節」「冬空ラプソディ」の2曲で公演がスタートした。次の曲「おそろいのハンカチ」では、ファンと共にハンカチを振り、会場が一体に。そして、Candy Boyの始まりの物語をテーマにしたストーリーを披露すると、生演奏をバックに「夜空の約束」「星降る想い」とバラード曲をしっとりと歌い上げ、メンバーが一旦退場。涙を拭うファンがいる中、アルバムのパッケージにもなった新衣装に身を包んだ彼らが再登場。そして、「Oh！シンデレラ」にて、会場から選ばれたファンの手を取り、見つめ合うサプライズを披露。リーダーの松本ひなたは、「この日を9人で迎えられて嬉しい。このチームでよかった！」と語り、ラストはファンとともに大きく手を振り、代表曲「陽のあたる窓辺」で締めくくった。

夜公演「〜新しい扉〜soiree CDリリース記念After Party!!」では、ステージに一つの扉が置かれ、『新しい扉』をテーマにした芝居を披露。マジカル・ブックという不思議な本によって、Candy Boyが過去の記憶をたどりながら、過去と現在の物語を展開。そこから、信じる心の強さを学び、新しい扉を開くCandy Boyの姿が描かれた。芝居の後も「あしあと」での、写真撮影・動画撮影OKタイムや前田大翔による「Oh！シンデレラ」ダンスレクチャーなど、ファンとともに盛り上がりをみせた。

そして、最後はメンバーそれぞれがこれから先に向けた抱負が語られ、奥谷知弘が「一瞬一瞬を大切にする。今日のこの景色を忘れません。キャンディーの輪が広がり、前進していきたい。」と。松本ひなたは、「皆様の笑顔をもっとキラキラさせたい。もっとたくさんの人を笑顔にしたい。これからも、皆様と一緒に輝いて、次の道へ進めたらと思います。今後とも宜しくお願い致します。」と語った。

公演後は、これから行われる東名阪ツアーの告知もされ、さらに前へ前へ進む、Candy Boyの勢いを感じさせる公演となった。