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w-inds.、LIVETOUR2019“Future/Past”開幕

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w-inds.の全国10都市11公演を回るライブツアー「w-inds.LIVETOUR2019“Future/Past”」が、7月26日東京・オリンパスホール八王子での公演を皮切りに開幕した。

7月31日に41枚目となるシングル「GetDown」をリリースするw-inds.。雨男として有名な彼らとだけあって、この日7月26日午前中には、台風6号が突如発生。この台風による悪天候も心配されたが、なんとか夏らしい爽やかな天候のまま開演を迎えた。

今回のツアーは、アルバムを引っ提げてのツアーではないということもあり、ツアータイトル通り過去の曲から最近リリースした曲まで、幅広く網羅する内容となっている。龍一からも「未来を感じさせる「GetDown」から、ちょっと懐かしい楽曲まで披露していきます。」とあった通り、バラエティに富んだ選曲に、思わず慶太が「19年やってると、何でも盛り上がってくれるんだな。」と語るほど、終始観客の熱量も高い公演となった。

中でも、来る7月31日に発売となるニューシングルより披露された新曲「GetDown」には注目が集められた。既にYouTubeではミュージックビデオのショートバージョンが公開されているが、ライブでの披露は先日行われたa-nation2019青森公演以降2度目。

作詞・作曲を担当した慶太が「CD音源をイヤホンや家庭用スピーカーで聴くだけでなく、ライブではまた違った楽しみ方ができるよう、重低音にこだわって作った」と語るだけあり、会場には重低音がヘビーに響き渡る。

約1年4ヶ月前にリリースした40枚目のシングル「DirtyTalk」や、YouTubeでのミュージックビデオ再生回数が150万回に迫ろうとしている人気曲「WeDon’tNeedToTalkAnymore」など、慶太作詞・作曲の楽曲はもちろん、スキマスイッチ作詞・作曲の「キレイだ」など、幅広いジャンルの楽曲を立て続けに披露した。

デビュー曲「ForeverMemories」も披露したが、驚くほどの観客の盛り上がり具合に、「デビュー曲が、18年経ってもみんなの心の中で歌い継がれているんだということをまさに今、実感した。」とメンバーも歓喜。

MCでは、先日a-nation2019青森公演に出演したことにも触れ、帰りに空港で事務所の先輩であるDAPUMPのメンバーとともに食事したときの話にまで広がった。DAPUMPとの仲の良さ、そしてw-inds.メンバーの仲の良さが垣間見えるトークに、会場中から笑みがこぼれていた。

龍一も今回の公演内容に関して、「今まで一度も披露していない曲もやったり。いくつになっても、昔披露していたときのことを思い出したりする。今しかないこの時間が、忘れられない時間になったらいいなと思い、みんなに見てもらい、楽しんでもらいたいと思います。」と語ったが、間違いなく多面的なw-inds.の姿を見ることができる、魅力に溢れたライブとなっている。さらなる深化を遂げ続けるw-inds.に注目したい。

撮影:福岡諒祠
 

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