Salyu、映画『いなくなれ、群青』主題歌「僕らの出会った場所」を予告映像にて初解禁
Salyuが主題歌を担当する、9月6日全国公開の、横浜流星主演映画『いなくなれ、群青』の本予告映像が解禁された。
映画は、第8回「大学読書人大賞」受賞作にして、「読書メーター」読みたい本ランキング第1位を獲得し、シリーズ累計90万部を突破した河野裕の青春ファンタジー小説『いなくなれ、群青』(新潮文庫nex)の実写化。
今回公開された本予告では、Salyuが歌う、小林武史プロデュースの主題歌「僕らの出会った場所」も初解禁。
美しいバイオリンの音色と、横浜演じる七草の詩的な独白から始まる映像。それぞれが胸に突き刺さるような登場人物のセリフのひとつひとつ、そして、「やがて明かされる真相は、青春の残酷な現実を突きつける」というラストの言葉の意味を考えずにはいられない映像に、Salyuの強く心に響く歌声が、階段島での七草たちの青春の物語を壮大に美しく彩っている。
原作は、謎だらけの階段島を舞台にした唯一無二の世界観と、心に深くくさびを打つような美しい文章で、広く熱く愛されている河野裕の小説『いなくなれ、群青』。
そんな原作の空気感を大切に再現したのは、新鋭・柳明菜監督。
「不幸じゃなければ、幸福だと言い張ることだってできる」と考える悲観的な主人公の七草には、今最も観たいと熱望される存在となった横浜流星。
彼の幼馴染で「真っ直ぐで、正しく、凛々しい」真辺由宇を体現するのは飯豊まりえ。
そのほか、黒羽麻璃央、矢作穂香、松岡広大、松本妃代、中村里帆ら、数々の舞台、映画などで注目を集める若手俳優たちが集結。
映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』、TVアニメ「化物語」など数々の作品で知られる神前暁が音楽を手掛ける。
またSalyuは、秋に「ビルボードライブTOUR 2019」の開催も決定しており、デビュー15周年を迎えたSalyuの活躍に注目だ。
主題歌「僕らの出会った場所」に対するコメント
主題歌プロデューサー 小林武史
やり切れないなと思う日常の隙間に非日常への扉が隠されている。そこに向かうことは必ずしも逃避ではなく、この世界の有り様を組み立て直すことにつながっていくのではないか。そんなことをこの映画のラフ編を見た後で妄想しながら、監督の映画への想いに共感していきました。透明だけど濁っている、そんな曲をイメージしていました。Salyuの肉体の内部から宇宙感まで感じさせる歌唱は、やはり彼女しかできないダイナミズムのある表現だと思います。
主演 横浜流星
作品の世界観、空気感を大切にし、映画の内容に寄り添ってくれている素敵な曲です。
物語に最高の余韻を与えてくれます。是非、余韻にどっぷりと浸って欲しいです。
監督 柳明菜
この曲は、七草・真辺二人の関係、そして映画を、私を、とても深い場所へと導いてくださいました
出会いと別れ、それを、偶然でも奇跡でも運命でもなく、生命体に刻み込まれた営みのように・・・
自分の体の奥ではずっと何かが振動し、一点を目指し続けている。
それはとてもリアルな感覚。何を捨てたとしても。
日々、色々なことがあるけれど、全て、あなたに出会う場所へ向かう旅路なのかもしれません。