GAKU-MC、トイズから約2年ぶりとなるアルバム「Rappuccino」6/6リリース
GAKU-MCが、2016年6月にリリースしたアルバム「ついてない1日の終わりに」から、約2年ぶりとなるTOY’S FACTORYからのオリジナルアルバム「Rappuccino」を6月6日にリリースする。
ソロアルバム8作目となる本作は、近年のGAKU-MC作品をプロデュースしてきたマツトモゴー氏に加えて、映画監督の岩井俊二率いるバンド・ヘクとパスカルのギターとしても活躍するヨースケ@HOME氏、そして宇宙まおやEveへの楽曲提供やサポートギターとしても活躍する沼能友樹氏をサウンドプロデューサーに迎え制作。さまざまなアイデアが詰め込まれたバラエティ豊かな13曲の楽曲が並ぶ意欲作が完成した。
アルバムタイトルの「Rappuccino」は、RAPとカプチーノの造語でラップチーノと読む。GAKU-MCから抽出した言葉や音楽を毎朝/日々楽しんで欲しいという想いが込められている。
アルバムリリースの翌週からは、桜井和寿と組んでいるユニット・ウカスカジーとして全国ホールツアー「ウカスカジー TOUR 2018日本のアンセム」(全8箇所)を開催。またウカスカジー「勝利の笑みを 君と」は、2014年の前大会に続き、2018年のワールドカップ ロシア大会に挑むサッカー日本代表を応援する日本サッカー協会公認サッカー日本代表応援ソング/「夢を力に 2018」テーマソングに決定。4年に一度のW杯イヤーとなる2018年は、ウカスカジーの活躍にも注目だ。
GAKU-MCによる「Rappuccino」への想い
“自分探しの旅”
そんな言い回しがある。アイデンティティを確立するために、自分を変えるきっかけを見つけるために、そして自分自身の人生を見つめ直すために。行ったことなかった場所、見たことのない景色に触れ、自分がどんなモノに感動するのか、知る。何に驚き、喜び、戸惑うか。他の場所へ行くことで、比べることで、自分がどんな目線を持っているのか、気付く。自分の街では考えなかったようなこと、心の奥に眠る気持ちに焦点をあて、その時思ったことを言葉にして絞り出す。旅に出て、そんな経験をしたことある人いるでしょ?! もちろん僕もその一人。結果それで何も変わらなくてもその時つむいだ言葉達は間違いなく”自分”だ。
世界一周の旅に家族で出たのは2016年12月。それから丸二ヶ月かけて地球を一周した。それまで忙しくしてたから、子供達(当時8才と3才)とゆっくりする時間もあまりなかった僕。今回子供達の成長も共に過ごすことで日々体感できた。一人や音楽仲間との旅が中心だったけれど”誰と旅をするか”が変わるとその視線が大きく変わることを改めて教えられた。見る。比べる。知る。気付く。そんな非日常の中で、浮き彫りになった気持ち。自分の街に帰ればまた日々の日常がやってくる。楽しいことも、そうでないこともきっとそれまでと同じように。
旅の間、コーヒー豆をドリップするようにノートにゆっくりと言葉を書き続けた。ちょっとほろ苦くて、でもなんかクセになる。爽やかな朝の目覚めから生活を彩るような、たまにくる孤独な夜を締めるそれのような。
「毎日の生活を彩る言葉を書きたい」
それが僕の旅の回答だ。
Rappuccino。ちょっとほろ苦くて甘い13杯のラップミュージック。出来ました。是非ご堪能ください。
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