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「ap bank fes」が6年振りにつま恋で開催、第1弾はBank Band、Mr.Children

アーティスト

「ap bank fes '18」

「ap bank fes」が、6年振りに静岡県掛川市・つま恋にて7月14日から3日間にわたり開催される。あわせて「ap bank fes ’18」開催ティザー映像も公開となった。

2005年に静岡・つま恋で初開催された「ap bank fes」は、音楽を気持ちの良い自然あふれる会場で楽しみながら、環境問題をより身近に、より前向きに考えることができる場として、また様々な取り組みの実践の場として始まった。

11回目の開催となる今年の「ap bank fes ’18」は、6年振りに静岡県掛川市・つま恋で開催。日本のちょうど真ん中の位置にある“つま恋”で、もう一度原点回帰する気持ちで音楽を楽しむことができるのはもちろん、サステナブルな未来への想いや食・エネルギー・アートなど、様々な実感や気づきと出会えるフェスを目指すとのこと。

第1弾出演アーティストには、Bank BandとMr.Childrenの出演が決定。発表にあわせて、第1次オフィシャルサイト最速チケットの先行予約がスタートしている。

また、新たな試みとして「こども追加入場券」を導入。入場券1枚につき小学生は1名まで、未就学児童は人数制限なく、ともに保護者同伴に限り無料となる。

小林武史 コメント
この何年間か、東日本大震災の復興支援から始まり、リボーンアート・フェスティバルに向かっていて、何度訪れたか分からないほど、東北にのめり込んでいた。正直、まだまだ大変なことは多いし、地域の声を一つにできているとも言い難いけど、続けていくことで新たな交流や循環が生まれてくると思う。
僕らはこの新しい視点を10年続けることを目標とし、(2回目の開催は来年2019年の夏〜秋にかけて)いまも準備が始まっている。今年は「トランジット・リボーンアート」と題して、特に地域の人に続いていることを感じてもらうためにも食を中心としたイベントも行う。
昨年の1回目の本祭は民間主導のアートフェスティバルというところも凄く評価してもらったけど、やっぱりお金はかかる。本当に正直に言うと活動資金も循環が大事なのです(笑)。思い起こせば、2005年の初めてのap bank fesの開催理由も、融資をしていくことだったり、その活動を支えるためのものだった。そこで櫻井くんやスタッフに相談して色々考え、想像した結果、、、

6年振りとなるつま恋開催のap bank fes。初めてつま恋に下見に行ってこれから始まっていくイベントを想像し始めた日、初日にどんな感じで、気持ちで、お客さんが来てくれるかと思いながらステージに登ったら、そこに、未来やこの世界に対しての色んな人の想いがすでに共振しているように感じられたことや、台風で2日間できなかった年のみんなの辛い想いや、色んなことを思い出す。そしてこの前、また下見につま恋に行ったら、ここで皆さんと再び出会えると言うことが本当に嬉しいし、楽しみに思えた。

日本のちょうど真ん中に当たるとも言える静岡県掛川市のつま恋で、もう一度原点回帰する思いで音楽を奏でられる。同時に、ap bankが生まれてからずっと持ち続けてきたサステナブルな未来への想いを、そこに色んな見方、考えがあることを、思考停止しないで知っていくために伝えていく場も作っていきたいな、とか、食やアートで作るリボーンアート・エリアを作りたいとか、いろいろなアイディアが出てきている。フェスの中でも、ウェブサイトの中でも、いろいろな形で伝えていけたらと考えている。それも、つま恋では恒例っていう感じだと思うけど。

さらに今年のフェスで特徴的なのは、あえて本祭を2日間に止め、前日祭を設けるということ。フードエリアも含めて、本祭二日感とは違った内容のライブを考えているので、こちらもお楽しみに。

楽しみながら、色んなことに気づいていけるような、実感していけるような、そんなフェスにしたい。
あー、やっぱり原点回帰な感じがしてきたよ。
ぜひ、いらしてください。お待ちしております。

櫻井和寿 コメント
忘れられない風景が、感動の記憶が、「夏のつま恋」の中にある。
それは今も僕の身体中に住みついていて、時々どうしようもないくらいあの場所に帰りたくなる。
イヌとかネコとかサケとかハトとかにはあるって言うけれど、ミュージシャンとしての僕の帰巣本能なのだとさえ思う。
つま恋は僕を育ててくれた場所。
あそこでまた、新しい音を、歌を、笑顔を、歓声を上書き出来るなんて、まだ少し実感を持てないくらい嬉しい気持ち。
そうそう「よく来たね」という歌が出来たのは、ちょうど今くらいの季節。
宮城の温泉地に向かうため車を運転しながら、ふと「夏のつま恋」に足を運び、ステージに笑顔を向けてくれるであろう人達を想像したら、なんとも言えない気持ちになって涙があふれ、危ないから車を路肩に停めて、泣きながら言葉をノートに書き留めた(笑)。
そのときのことを今思い出した。
うん。あの気持ち。

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