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三浦大知 デビュー20周年特集をWOWOWで4/22放送、武道館公演の模様も

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2017年にデビュー20周年を迎えた三浦大知の特集を4月22日にWOWOWで放送される。

生中継の際に大好評を集めた最新の全国ツアー・ファイナル公演はもちろん、デビューから20年間の軌跡を本人への独占インタビューのほか、過去に開催されたライブやミュージックビデオのダイジェストをベースに制作したヒストリー映像から、これまでの音楽活動、さらには三浦大知の人物像にまで迫る特別番組、そして、2017年1月開催したライブを一挙に放送する。

その中でも、20周年に相応しい記憶に深く残るスペシャルライブとなった「DAICHI MIURA BEST HIT TOUR in 日本武道館」の模様を紹介する。

オープニングを飾ったのは「Cry & Fight」。2017年の紅白歌合戦でも披露され、観客と視聴者を釘付けにした【無音シンクロダンス】が魅力の1曲だ。実際、この曲を見たさにライブに足を運んだ観客も多かったのではないか、と思うほど印象的なパフォーマンスである。

音のない静寂のなかでシンクロダンスをする【無音シンクロダンス】は、三浦自身の歴史の中でも過去最高の難易度と言っても過言ではない。物音1つしない緊張感に包まれた中で行われた、100%のシンクロ率を誇る無音ダンスは、改めて三浦大知が逸材であることを証明した瞬間でもあったと言えるだろう。

1曲目から最強の武器で魅了し、間髪入れずに「(RE)PLAY」「FEVER」などを届け、その実力を次々と見せつけていった。

中盤からはステージにBARカウンターが登場し、サイレント・コメディーといったテイストで進められていく。その物語の中で届けられた「Your Love」は、BARに来ていたお客からのリクエストを受けた設定で、手渡されたアコースティックギターを弾き語るスタイルで披露された。

「こんな素敵な日に、この方を呼ばないわけにはいかないでしょう。紹介させてください! KREVA!」三浦の紹介によってステージに登場したKREVAは、三浦と声を重ね「Your Love」の続きを届けた。KREVAは盟友であり越えられない存在だと本人が語るほど、自身のこれまでにとって欠かせない存在であり、だからこそ、このステージでも二人はより一層輝いて見えたのだった。

続けて千晴を呼び込むと、「NAMIDA feat. 三浦大知」を披露。さらにRHYMESTERの宇多丸を迎え、「No Limit featuring 宇多丸(from RHYMESTER)」を。三浦を子供の頃から知る宇多丸は、ソロとして三浦大知がシーンに戻ってきた時、“日本の音楽界を救う天才が戻ってきた!”と思ったと興奮気味に話し、現在の大ブレイクを当たり前のことだとし“正義は勝つ!”と叫んだ。

1997年にFolderの一員としてデビュー、9歳からメインボーカルとして活動を続けてきた三浦は、宇多丸が言うように30歳にしては人よりも多い経験と、長い歴史を持つアーティストと言える。そんな三浦の活躍を見守ってきた宇多丸は、20周年というこの日をこんな素晴しい形で迎えられた三浦の姿を涙なくして見れなかったのだと語った。
そして三浦は、“どうしても叶えたい夢”があると話し始めた。それは、宇多丸・KREVA・千晴の4人でステージに立つことだった。再びKREVAと千晴をステージに呼び込むと、「全速力」を披露。その夢を叶えたのだった。

その後も、さらにスペシャルは続く。絢香をステージに呼び込み、見事なコラボレーションで「ハートアップ」を届けた。

後半に突入すると、前半と同じく純粋なソロスタイルで歌唱力と絶対的なパフォーマンス力を見せつけていった。続く「Unlock」では、世界に活躍の場を広げるダンサー・菅原小春とダンスを魅せ、オーディエンスが身動きできなくなるほどに惹き付けた。
終盤戦では、三浦が惚れ込んだという世界初のストリートダンスと男子新体操を掛け合わせた技を武器とするBLUE TOKYOもシークレットで「EXCITE」に登場。そして、本編のラストの「music」で客席まで広がった満面の笑顔は、忘れられない光景となった。

アンコールではFolder時代からの盟友である、女優の満島ひかりが登場。会場の盛り上がりは絶頂に達する中で、2人でFolderの「NOW AND FOREVER」を届けた。幼い頃の“DAICHI”が歌っていた「NOW AND FOREVER」とは違う、大人になった2人が奏でる「NOW AND FOREVER」はとても感慨深い時間となった。

この日、自身も口にしていた“こんなメンバーを呼べるのは三浦大知だけ”という言葉通り、これまでの20年間を支えてきたゲストとの素晴らしいステージになったことはもちろん、三浦大知が“エンターテイナー”と呼ばれる理由の全てが詰まったこのライブの模様をWOWOWで堪能しよう。

撮影:神谷 渚

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