個性を生かしながら問題解決をはかるためのカウンセリング本「なぜアーティストは壊れやすいのか?」9/20発売
手島将彦による書籍「なぜアーティストは壊れやすいのか? 音楽業界から学ぶカウンセリング入門」が、9月20日にSWより発行される。価格は1,500円+税。
2016年に「なぜアーティストは生きづらいのか」(リットーミュージック)を、精神科医の本田秀夫との共著で発表した産業カウンセラーの手島将彦。2018年7月から12月までWebメディア「StoryWriter」で連載していた内容に加筆修正した新刊書籍が「なぜアーティストは壊れやすいのか? 音楽業界から学ぶカウンセリング入門」となる。
自らアーティストとして活動し、マネージャーとしての経験を持ち、音楽学校教師でもある手島が、ミュージシャンたちのエピソードをもとに、カウンセリングやメンタルヘルスに関しての基本を語り、どうしたらアーティストや周りのスタッフが活動しやすい環境を作ることができるかを示す。
また、本書に登場するアーティストのプレイリストが聴けるQRコード付きとなっており、楽曲を聴きながら書籍を読み進められるような仕組みとなっている。
さらに、本書の発売を記念したトークイベントも9月16日に新宿のROCK CAFE LOFT is your roomにて開催。
著者である手島自らが、書籍の内容を元に、なぜアーティストたちが活動の中で壊れやすい、壊されやすいのかを社会や産業の変化とともに語り、個性や生き方を尊重し問題解決を目指すために、アーティスト、その周りの人たちはどうしたらいいのかを、産業カウンセラーの視点から考える。
イベント内では、書籍内で取り上げているアーティストたちの楽曲をかけながら、音楽的な視点からカウンセリングについて語る他にはない切り口のトークイベントになる予定。同イベントでは、書籍の先行発売も行われる。
本書の発売に際し、前作を共著で出版した精神科医の本田秀夫氏からのコメントも寄せられている。
本田秀夫(精神科医)コメント
個性的であることが評価される一方で、産業として成立することも求められるアーティストたち。
すぐれた作品を出す一方で、私生活ではさまざまな苦悩を経験する人も多い。
この本は、個性を生かしながら生活上の問題の解決をはかるためのカウンセリングについて書かれている。
アーティスト/音楽学校教師/産業カウンセラーの顔をもつ手島将彦氏による、説得力のある論考である。
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