ビーチ・ボーイズがオーケストラとの“共演”シリーズに登場、6/8にアルバム発売
エルヴィス・プレスリーで世界的な大ヒットを記録したオーケストラとの“共演”シリーズに、いよいよビーチ・ボーイズ編が登場することになった。
6月8日に発売されるビーチ・ボーイズの新作「ビーチ・ボーイズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団」は、彼らならではの美しいハーモニーと、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団による壮麗な演奏が見事にマッチしたサウンドの出来となっており、伝説的アーティストとオーケストラとの共演シリーズの中でも出色の出来栄えとなっている。
収録される楽曲は、「素敵じゃないか」「神のみぞ知る」ほか、世紀の名盤「ペット・サウンズ」からの5曲をはじめ、「ファン・ファン・ファン」「ドント・ウォーリー・ベイビー」「カリフォルニア・ガールズ」「グッド・ヴァイブレーション」など1960年代の大ヒット曲を中心とした全17曲。
すべて当時のマルチ・トラック・テープから抜き出されたオリジナルのヴォーカル・トラックが使用されている。
今回のリリースに関して、「私が1960年代に作ったヴォーカルのアレンジは、オーケストラにぴったり合うと思っていたし、それを実現させるのにふさわしいオーケストラは世界中でロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団以外にはいない」とブライアン・ウィルソンは語っている。
マイク・ラヴは「ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団がビーチ・ボーイズの曲に素晴らしいアレンジを施してくれたのは本当にすごいことだ。我々の音楽をまったく新たな次元に持って行ってくれたように感じる」とコメントしている。
アルバムは現在iTunesで予約が開始。予約すると収録楽曲の「ファン・ファン・ファン」が先行ダウンロード可能となっている。
また、ビーチ・ボーイズの昔の映像とともに、オーケストラの関係者やレコーディング風景が撮影されトレイラー映像も公開となった。