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BiSH、アートとエモーショナルが融合した初の大阪城ホールワンマンに12,000人が熱狂

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大阪出身のメンバー、アイナ・ジ・エンドの長年の夢であり、BiSHにとって初の首都圏以外でのアリーナ公演となったワンマンライブ”And yet BiSH moves.”が9月23日、大阪・大阪城ホールで開催された。

チケットは立ち見エリア含め全て即日ソールドアウトしており、会場は12,000人の清掃員(BiSHファンの総称)で埋め尽くされた。ライブは前回の幕張メッセ9〜11ホールでも映像演出をつとめた山田健人(yahyel)によるオープニング映像からスタート。ステージには巨大LEDモニター3面と2面のモニター、合計5面が設置され、白と赤の衣装を身に纏ったBiSHが登場すると大きな歓声が巻き起こった。

この夏のロックフェスをBiSHと共にパフォーマンスしてきた5人のバンドメンバーによる演奏で1曲目はインディーズ時代のアルバム「FAKE METAL JACKET」収録でセントチヒロ・チッチ作詞による「BUDOKANかもしくはTAMANEGI」からスタート。多数のレーザー、火柱、巨大ミラーボールなどを交え「GiANT KiLLERS」「MONSTERS」「DEADMAN」等アッパーチューンを立て続けに披露。

「SHARR」では、白の衣装から全身真っ赤の衣装への早替え、山田健人によるアシッドなVJが炸裂した「OTNK」「NON TiE-UP」や「stereo future」曲を挟み、毎回恒例コントへ。前回幕張メッセではハシヤスメ自らWACK代表渡辺淳之介に直接交渉を行い、ソロデビューの権利を勝ち取ったコントで、再度ハシヤスメが渡辺淳之介にソロ第2弾を交渉するも結果はNG。

「最近、ハシヤスメと社長、距離あるもんね…」というアイナの呟きから「DiSTANCE」、狂ったようなレーザーとカオスティックな映像と振り付けで攻め立てる「FREEZE DRY THE PASTS」、ステージに11本の紗幕が登場し、幻想的な映像が投射されたドラマティックな「My landscape」を夕方〜夜〜朝をイメージした連続演出で披露。

終盤では、代表曲「オーケストラ」「プロミスザスター」を連続で披露し、リンリン作詞による「beautifulさ」で本編は終了した。

アンコールでは、チケット即完と同時にアイナのルーツを辿るドキュメントミュージックビデオが公開された最新アルバム「CARROTS and STiCKS」の最終曲「GRUNGE WORLD」が初披露され、そのまま問答無用のアンセム「BiSH-星が瞬く夜に-」を披露し、会場の盛り上がりは最高潮に。

WアンコールのMCで、アイナ・ジ・エンドは「1人で上京して東京に大人にしてもらいました。バカみたいな叶うわけないと思ってた夢も、BiSHっていう仲間と清掃員と一緒に叶えてもらいました。BiSHはこれからも、叶うわけないって言われる夢を叶えて最高を更新していくので、よかったらついて来てください」と語り「ALL YOU NEED is LOVE」を清掃員と共に歌い上げライブは終了した。

BiSH公式Twitterではダイジェスト映像が最速で公開となったので要チェックだ。10月5日より全公演バンド編成となる史上最長全国ホールツアーを開催、11月6日にはメジャー6作目となるニューシングルをリリースする。

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