西野カナ、デビュー10周年イヤーの全国ホールツアーを初上陸の千葉よりスタート 本ツアー完走で47都道府県を全制覇
昨年、自身初・平成生まれの女性ソロアーティスト初となるドームツアーを成功させた西野カナが、ドームツアーの最終公演(2017年9月23日・24日東京ドーム)以来約8カ月ぶりに、デビュー10周年を記念した全国ホールツアーをスタート。
10周年ということで、これまでライブツアーでは行ったことがなかった場所を中心に、全国23か所26公演という、自身のホールツアーとしては最多公演数のツアーとなっている。
このツアーによって47都道府県すべての場所でライブツアーを行ったことになる。デビュー10周年初ライブとなるツアー初日会場「市原市市民会館」のある千葉県では、ライブツアーとしては初めての公演となった。
ライブ序盤、西野は最初のMCでこの日集まった約1500名の観客に向けてツアースタートの喜びと感謝の気持ちを語った。
「市原の皆元気ですか?千葉初上陸です!皆に会えて嬉しいです!来てくれてありがとう!前回のツアーはドームツアーだったけど、今回は皆の顔がよく見えます!後ろの席のほうまでばっちり見えてますよ!今日は一日楽しんでいきましょう!宜しくお願いします!」会場は大きな歓声に包まれた。
本ツアーは昨年リリースしたアルバム「LOVE it」を引っ提げてのツアーでもある。「LOVE it」はSNSなどの“いいね!”という意味が込められており、本ツアーコンセプトも「街にあふれる”いいね”」がテーマ。
西野カナ本人とファンが“いいね!”と思えるような仕掛けが散りばめられた演出になっており、メインのセットにはヨーロッパ調のフォトジェニックな“街並み”を構える。また、ホール規模では異例のセット転換も行われ、曲に合わせてレトロな世界観から近代的なセットへ大胆に様変わりする仕掛けにも注目だ。
セットリストは最新シングル「アイラブユー」を始め、「トリセツ」「Darling」「パッ」などのヒット曲も盛り沢山に披露された。会場全体でのコール&レスポンスやクラップ、タオルを回して盛り上がる曲など、ホールツアーならではの終始一体感を感じられるライブとなり、華々しく初日公演のスタートを切ることができた。
7月末までの本ホールツアーを終えると、8月末からは全国6か所・12公演の全国アリーナツアーも控えている。