玉置浩二 新しいオーケストラ公演開幕、モナコ少年合唱団との特別公演も

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玉置浩二

5月23日、玉置浩二の新しいオーケストラコンサートが名古屋で開幕した。

全国の主要オーケストラとの共演が実現する本公演はすべて即日完売。初日の名古屋センチュリーホールには“プラチナチケット”を獲得した音楽ファンが集まり、会場は熱気に包まれた。

独特の緊張感が漂うなか、Overture(序曲)の管弦楽作品「歓喜の歌」の響きが会場を別世界へと導く。そして玉置浩二の登場。沈黙のホールに祈りの鐘の音が降り注ぎ、「Sacred Love」の深遠な世界へと聴衆を誘う。恋人や家族、友人へ語りかけるように、遠い記憶を呼び起こす玉置の歌声。その祈りの音楽は無限の時間へと広がる。

さらに「星になりたい」を初演奏。盟友、柳澤寿男指揮によるビルボードクラシックスオーケストラの豊潤な音の海に自由に変幻する玉置の歌唱。限りない優しさが人々の心を満たしてゆく。

そして、「しあわせのランプ」「行かないで」「夏の終りのハーモニー」等、珠玉の作品群が管弦楽の旋律とともに次々と披露される。

米国billboard誌(2018年1月世界配本号)に“アジア最高のヴォーカリスト”として評され、まさにジャンルを越えて、現代の音楽シーンの到達点を示す玉置の圧倒的な歌唱が観客を魅了した。

そして今夏、待望の特別公演が発表された。指揮は世界の歌劇場で名声を獲得したデヴィッド・ガルフォース。さらに、ウイーン少年合唱団等とともに世界三大少年合唱団と称される、名門モナコ少年合唱団との共演が実現する。

東京国際フォーラムの大舞台には、グレース王妃が愛し、地中海と太陽の国に誕生したモナコ少年合唱団が登場。玉置浩二の歌声が導く大きな愛と少年たちの夏が重なる。まさに、一夜限り真夏の夢の世界が誕生する。

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