リトグリが3年連続アクアパーク品川とコラボ、水野良樹(いきものがかり)&最果タヒ曲でTOKYO最先端エンターテインメントを魅せる
Little Glee Monsterが今年もアクアパーク品川とのコラボイベント「花火アクアリウム BY NAKED」を開催することが決定した。リトグリとアクアパーク品川は今年で3年連続のコラボレーションとなる。
今年で第3弾となる今回は、いきものがかり 水野良樹作曲・気鋭の詩人最果タヒ作詞の未発表曲「夏になって歌え」でタイアップしたドルフィンパフォーマンスを中心に音・光・映像と、生きものの融合によって海の魅力を発信する「TOKYO最先端エンターテインメント」を展開する。
なお、このイベントは7月1日から9月9日までアクアパーク品川で開催される。
水野良樹(いきものがかり) コメント
最果タヒさんの詩が印字された1枚の紙を、昨年スタッフの方から受け取ったとき、これは優しいけれど、難しい歌になるだろうなと思いました。
僕がメロディをつけて、この詩を歌詞にしてしまう過程で、失っていくものはないか。
心地よくも静かに張り詰めた緊張感のなかで、歌をつくらせて頂きました。
「夏になって歌え」というフレーズはそれなりに大胆なもので、歌い手の力量によっては大仰になってしまったり、良い意味ではない背伸びになってしまったりする一節です。歌い手が「問われる」歌だと思います。
LittleGleeMonsterのみなさんが、その歌声で、この歌にどう「応えた」のか。
この歌が彼女たちの歌になったのか。それは聴いて頂くことで、みなさんにもおわかり頂けると思います。ぜひお聴きください。
水野良樹(いきものがかり)
作詞・最果タヒ コメント
幸せになりたいと口にした途端、私の中にあったざわめきや苛立ちが、幸せに向かって飛びだした弾丸のように、ここに姿を現わすけれど、本当は違うようにも思っていた。
幸せになるために私、生きているのかな、何かを目指して走っているのかな、ただ、夕方の涼しい時間、コンビニまで行こうとして走り出した瞬間、生きてるって思った、そっちの方がずっと、本当みたいだって思っていた。
幸せになりたいとか、夢を叶えたいとか、そう願うこともあるけれど、でも、それだけじゃなかった。
それだけじゃなかったということが、とても大切だった気がした。
私は、未来のためだけに生きているんじゃない、愛も幸せも夢もまだだとしても、今日を、生き抜かなければいけなかった。
本当は、そのことがいちばん大事だったんだ。
LittleGleeMonsterの彼女たちは歌を愛しているけれど、でも、それだけじゃないように思えた。
彼女たちにとっては、夢だけじゃなく日々そのものが、歌の中に包み込まれているようだった。
だから、この歌詞を書きました。
生きる身体の輪郭を濃く、濃く感じるような、この季節は、彼女たちの歌う姿そのもののようにも思います。
ぜひ、聴いていただきたいです。