EXILE TETSUYA 長野の中学校へダンス授業を初視察、自身の修士論文をもとに「これを機に必ず形にしていきたい」
EXILE のTETSUYAが、6月20日に長野市立東部中学校にて、3学年対象に行われている選択科目・ダンス授業へ初めて視察に訪れた。
今年3月に卒業した早稲田大学大学院スポーツ科学研究科にて「必修化以降の中学校における現代的リズム授業のダンス授業の現状と処方箋」の修士論文を作成したTETSUYAは「新しい授業モデルの可能性を追求し普及したい」という強い想いから実際にダンス授業の現場に訪れる機会を以前から模索していた。そんな中、今回、長野県教育委員会の協力のもと、中学校のダンス授業視察とダンス授業を担当する教員らとの意見交換する場が実現した。
ダンス授業の参加者約30名の女子生徒らが集まった中、サプライズゲストとしてTETSUYAが登場。突然の登場に体育館中は大きな歓声に包まれた。今回、教員側として視察に来たTETSUYAは「皆さんのいつも通りで授業をおこなっていければと思います。宜しくお願い致します。」と冒頭に挨拶。生徒らが複数のグループに分かれ、各グループで曲の選定からダンス創作を自らおこなっていった。時折、TETSUYAは生徒や教員に話し掛け、和気あいあいとした授業の様子も伺えた。
視察を終えたTETSUYAは、「自分たちでオリジナルの振り付けを作っていたので、元々ダンスをやっていなくても、様々な振り付けや表現力の創造に素晴らしいと感じました。」と振り返った。実際にダンス授業の現場を視察できたことで「『授業デザイン』というものを形にして、今後中学校に落とし込んでいきたいです。」と手応えを感じ、「プロジェクターや音響設備があるのであれば、映像教材というものも作り甲斐があると思うので、一つずつ形にしていきたいです。」と意気込んだ。
視察以外にも、ダンスを担当する教員らが抱えている「ダンス指導の現状」と「ダンス指導の課題」を題材に、約10名の教員らに自身の修士論文の発表と意見交換を行なった。初めて意見交換の場に参加したTETSUYAは「これを機にこれから必ず形にしていきたいと思いました。」と熱く語った。更に“ダンス”という視点から教員らへ意見を発信できたことで、「これから皆さんのお手伝いとして役立てられれば、僕自身としても、EXILEとしても凄く嬉しく思います。」と語った。
TETSUYAが長野県に訪れたのはDANCE EARTH PARTYとして、今年2月3日に行われた長野市の信州善光寺にて開かれた「第67回善光寺節分会」に、特別来賓として招かれた以来の訪問となる。