寺岡呼人、25周年で奥田民生、斉藤和義らと新バンド結成 デビューライブを9/23に開催 バンド名は「カーリングシトーンズ」
寺岡呼人25周年プレゼンツとして、寺岡呼人・奥田民生・斉藤和義・浜崎貴司・YO-KING・トータス松本ら全員50代のフロントマンによるスーパーバンドが結成された。
その名は、「カーリングシトーンズ」。そして、そのデビューライブを9月23日に東京・Zepp Tokyoにて開催することが発表された。
それぞれ異なるレコード会社、プロダクションに所属していながらの新バンド結成は、海外では、今から30年前の1988年に結成された覆面バンド、トラヴェリング・ウィルベリーズを彷彿させる。
トラヴェリング・ウィルベリーズは、アーティストの所属レコード会社が異なる関係上、全員が「ウィルベリー姓の兄弟」という設定で実名を伏せ、覆面バンド(サングラス着用)というコンセプトの伝説のバンドであり、全員で演奏し、オリジナル曲も披露した。
日本においても、1971年の伝説のバンドPYGや、1981年に結成された竹野屋セントラルヒーティングも奇跡のバンドといえる。そして9月23日、また新たにその奇跡のバンドが日本の音楽シーンに登場する。
それが、全員50代のフロントマンによるスーパーバンド・カーリングシトーンズだ。
さらに驚きなのが、その演奏パートだ。寺岡呼人(Vo.G.B.KEY.)・奥田民生(Vo.G.B.Dr.)・斉藤和義(Vo.G.B.Dr.)・浜崎貴司(Vo.G.)・YO-KING(Vo.G.B.Dr.)・トータス松本(Vo.G.)となるツインドラムの4人ベース、そして、全員ボーカル&ギターという観客の想像を超えている。
最初から最後までバンドとして演奏をやりきり、さらに自身のレパートリーのみならず、オリジナルソングまでも制作しているというその本気度具合にも注目だ。
そして、7月都内某所に集まった6人は、突如デビューライブ発表記者会見を開催。登場曲をバックに全員「シトーン」名を表す席に着き、バンドロゴとデビューライブの日程と会場を発表した。
そして、寺岡シトーンからメンバー紹介が行われる。浜崎シトーンが「いろんな個性が集まったグループですので、うしろからタックルされないように気をつけます(笑)」と言えば、キングシトーンも「芸達者なみなさんとごちゃ混ぜになりながら楽しいライブとか、もしかしたらオリジナル曲も出来たらいいかなと思います」などメンバー順番に意気込みを語る。
そんな中、トータスシトーンがまさかの「当日遅れて現場に行くことになるので、合流次第、全員を完全に叩きのめそうと思います」と発言。これには、奥田シトーンが「なかなかないですけどね。ライブに遅れて来ることって(笑)。今知りましたけど(笑)」と突っ込みも。このバンドの良い意味でのゆるい雰囲気が漂う。
バンド結成の経緯としては、トータスシトーンから「LINEのグループがもともとあって、もう5年くらい普段から連絡を取り合っていて、いずれこうなったら楽しいなと思っていたら、寺岡シトーンがみんなを煽った形になりました。」と披露した。
バンド名の由来は、奥田シトーン曰く「たまたま全員カーリングの経験者で(笑)、共通点があったので、名前に入れようと」と語り自身は8年くらいのカーリング経験者であることをジョーク交じりに激白。斉藤シトーンは昨年からはじめた初心者であるとそれに呼応した。
また、この記者会見で寺岡シトーンが「真ん中に座っているから」という理由も含めてリーダーであることも急遽決定。芸能レポーターからも矢継ぎ早に質問が投げかけられ、どんなライブになるのかとの質問に浜崎シトーンは、「ライブ中に『もぐもぐタイム』を入れようかと考えている」と提案。
そんな浜崎シトーンは、「さば寿司」キングシトーンは、「ひねり揚げ」トータスシトーンは、「黒糖ドーナツ棒」斉藤シトーンは、「皿うどん」奥田シトーンは、「イカフライ」寺岡シトーンは、「チョコ」とそれぞれのもぐもぐタイムを告白した。
そのほか、記者陣からはメンバー全員50代ということで「メンバーそれぞれの老化について」や「正直、この人のここが嫌だ」についてなど質問が飛ぶ爆笑会見となった。
この会見の模様は動画でアップされている。チケットの先行受付は、7月28日より開始される。
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