YUKI、映画「コーヒーが冷めないうちに」主題歌に新曲「トロイメライ」を書き下ろし
YUKIの新曲「トロイメライ」が、9月21日に公開となる映画「コーヒーが冷めないうちに」の主題歌に決定したことが分かった。「トロイメライ」は同映画の主題歌として書き下ろされた楽曲となる。
YUKIは同曲について、「私達は、哀しい事も嬉しい事も引き受けて暮らしています。『後悔しない生き方』に憧れ、頑張りながら、それでも人は時々、間違えてしまいます。でもそれは、もしかしたら、赦しあうためなのかもしれません。登場人物一人一人に思いを寄せていたら、そう、たどり着きました。(中略)映画を観て、『トロイメライ』を聴いて、何度でも泣いて、何度でも笑ってください。」とコメント。
ドラマ「アンナチュラル」等数多くのヒットドラマの演出を手掛け、同映画が初監督となる塚原あゆ子は主題歌「トロイメライ」について、「優しく、力強く、前に向いていく。ほんの少しの事で未来は違ってくる。美しい声と歌詞に強烈に引き込まれました。」とコメントを寄せた。
同映画プロデューサーの平野隆は、「後悔を抱える人達がタイムスリップするという物語に、YUKIさんの唄声が持つファンタジー感が美しくフィットするだろうと考えオファーさせて頂きました。」と、YUKIへのオファーの理由を明かしている。
映画「コーヒーが冷めないうちに」は、「本屋大賞2017」にノミネートされ、古き良き昭和の時代から続く喫茶店を舞台に、そこに集う人々が巡り合う奇跡を描いた同名小説を実写映画化。
同映画の予告映像では、「トロイメライ」も一部聴くことが出来る。
YUKI コメント
映画「コーヒーが冷めないうちに」の主題歌を担当することになり、とても光栄です。ありがとうございます。原作を読み、映画を観て、「トロイメライ」は完成しました。
何があってもおかしくない毎日の中で、私達は、哀しい事も嬉しい事も引き受けて暮らしています。「後悔しない生き方」に憧れ、頑張りながら、それでも人は時々、間違えてしまいます。でもそれは、もしかしたら、赦しあうためなのかもしれません。登場人物一人一人に思いを寄せていたら、そう、たどり着きました。間違えてしまうからこそ、お互いに赦しあって、生かされていくのではないかと。
私には小さな傷跡が沢山残っているけれど、それを見る度に、他者に赦されてきた自分に気付くのです。過去の自分を責めて、前に進めなくても、その時の決断が決して利己的なものではなかった事を、誰かがきっと、わかってくれている。そうであってほしい、という希望と願いを込めて、作りました。
映画を観て、「トロイメライ」を聴いて、何度でも泣いて、何度でも笑ってください。
映画「コーヒーが冷めないうちに」監督・塚原あゆ子 コメント
優しく、力強く、前に向いていく。
ほんの少しの事で未来は違ってくる。
美しい声と歌詞に強烈に引き込まれました。
映画のエンドロールで流れるこの曲が、全てを圧倒的に包み込んでいきます。感動しました。是非、映画館で体験して下さい。
映画「コーヒーが冷めないうちに」プロデューサー・平野隆 コメント
後悔を抱える人達がタイムスリップするという物語に、YUKIさんの唄声が持つファンタジー感が美しくフィットするだろうと考えオファーさせて頂きました。
そして出来あがった「トロイメライ」という楽曲は、恋人、夫婦、姉妹、親子の4つの物語の中で再生していく人々の姿をとても優しく包んでくれました。この曲はきっと劇場を出ていく観客の皆さんに爽やかな涙をもたらしてくれるような気がします。