「葉加瀬太郎サマーフェス」で葉加瀬&小柳ゆき、ゴスペラーズ&藤井フミヤのコラボ決定
今夏、大阪と東京で開催される葉加瀬太郎サマーフェスの出演アーティストが、12日に都内で会見を開いた。登壇したのは葉加瀬太郎、小柳ゆき、ゴスペラーズの3組。
葉加瀬太郎サマーフェスは、2002年から昨年まで続いた情熱大陸ライブが、葉加瀬太郎の50歳を迎えたのを機にイベント名を変え、新たにスタートしたもの。
会見の冒頭、ゴスペラーズが”Happy Birthday”をアカペラで歌いながら入場。このサプライズに葉加瀬も「誕生日、1月なんですけど」と突っ込むも、どこか嬉しそう。
ゴスペラーズの村上てつやによると、「(このフェスは終演後の)打ち上げが楽しいんです!出演メンバーの深い話しがたくさん聞けますから」と話せば、葉加瀬も「ここ最近は前夜祭までやってますから(笑)。レーベルや事務所を超えて、アーティストが一緒にやることで次につながれば嬉しい!」とフェスの楽しさを話す。
この日登壇した紅一点の小柳ゆきにとって、ずっと出たいと思っていたフェス。今回は小柳から参加したいと申し出たそう。葉加瀬もせっかく出てくれるのならぜひ歌ってほしい曲があると、小柳にオファーしたのは「To Love You More」。1995年にリリースされ、葉加瀬とセリーヌ・ディオンと共演し世界中で大ヒットした名曲だ。セリーヌのパートを歌うことになる小柳は「荷が重いですけど、頑張ります!」と緊張気味に抱負を語る。
小柳ゆきとの共演曲が発表されたのに続いて「50歳になった僕からのおねだりなんですが…」と遠慮気味にゴスペラーズにリクエストしたのは「Love Me Tonight/恋の終わり」。原曲はイタリアのカンツォーネで、トム・ジョーンズや弘田三枝子のカバーで知られる曲だ。トム・ジョーンズばりにセクシーに歌ってほしい!という葉加瀬からの無茶振りに、ゴスペラーズの黒沢薫も「初耳です!」と戸惑いを見せるも、「頑張ります!」と快諾。
情熱大陸ライブ時代から、このイベントは出演アーティスト同士のコラボレーションが有名だ。村上てつやと酒井雄二の二人が2005年に鈴木雅之のステージに参加しラッツ&スター・ナンバーを歌ったのが大きな話題となり、翌年にゴスペラッツが誕生したほど。今回のゴスペラーズは藤井フミヤのステージに参加し、「ミセスマーメイド(1991年9月4日発売)」を歌うと明かす。安岡優によればフミヤからチェッカーズ・ナンバーを一緒に歌おうと誘われたと言う。「なんといっても、僕らはチェッカーズ世代。かなりレアなステージになりそう!」と期待する。
最後は、いよいよ開催が迫るフェスに「お客さんを主役として、ピクニック気分で我々の音楽を楽しんでいただく。夏休みの一日を家族や友達と過ごして欲しいですね!」と葉加瀬が呼びかけ、会見を締めた。
この会見では3曲のコラボレーション曲が発表されたが、参加アーティスト同士のコラボはまだまだ計画中との事。
葉加瀬太郎 サマーフェスは7月28日に大阪・万博記念公園もみじ川芝生広場、8月4日、5日に東京・葛西臨海公園 汐風の広場にて開催される。大阪・東京公演のチケットは各プレイガイドにて発売中。詳細はイベントサイトにて。