EXO-CBX、初のアリーナツアーから横アリ公演をWOWOWで独占放送
ユニットを組んで大きな話題を呼んだEXOのボーカルユニットEXO-CBX、記念すべき初のアリーナツアーから、横浜アリーナ公演の模様を7月22日21:30よりWOWOWで独占放送する。
5月9日に日本1stアルバム「MAGIC」をリリースしたEXO-CBXが、5月11日より全国4ヵ所8公演の初の日本でのアリーナツアー「EXO-CBX “MAGICAL CIRCUS” TOUR 2018」を行った。
ツアーの幕開けとなったのは、横浜アリーナ。スタートから3daysというツアー日程からみても、今、彼らの勢いがどれほどのものなのかが見て取れる。今回のツアーは、アルバムタイトルでもあった“MAGIC”を連想させる、サーカスのようなセットを活かした究極のエンターテインメントとなっていた。
中央に設置された円柱のビジョンがゆっくりと迫り上ると、そこには糸で吊るされるように繋がれた3人の姿があった。なんとも斬新なオープニングである。「KING and QUEEN」を序曲とし、第1幕へと繋げられた展開は、まさしくイリュージョン。客席中央のステージでパフォーマンスをしていた3人が、瞬間的にメインステージへと移動し、まったく異なる出で立ちで2曲目の「Hey Mama!」へと繋げ、観客をあっと驚かせた。
彼らは続けてギターのフレーズから始まるアップテンポな「Girl Problems」を間髪入れずに届けた後、MCを挟みオーディエンスとの距離を一気に縮めていった。
今回のステージは、全5幕で構成されており、各ブロックが映像で繋がれていくという流れだったが、第1幕ではチェンの高音の伸びやかな歌唱が圧巻であった「Hey Mama!」や、R&Bチックな大人っぽいダンス曲「Girl Problems」、明るいメロディーのサビでは観客も手を大きく振って盛り上がった「Cherish」などが披露された。
サビのフレーズが中毒性のある「Horololo」を1曲目に幕を開けた第2幕では、「Blooming Day」などで会場を魅了した。ラフな衣装でもセクシーなメロディーと息の合ったダンスでファンの歓声も一際大きいものとなっていた。
3人がサブステージから迫り上ってくる演出で始まった第3幕では、美しいコーラスワークを響かせる“歌”を堪能させるブロックとして楽しませてくれた。アンプラグドな「Diamond Crystal」で会場を優しく包み込むと、切なくもあたたかな歌声が魅力的だった「Cry」へと繋げられ、「Gentleman」では、雲形のオブジェが会場に漂う中、雲形のトロッコに乗り込んだ3人がオーディエンスに近い距離で、より深くEXO-CBXの歌の世界へとエスコートしたのだった。
客席から照らされるペンライトの色に包まれながら、歌詞に込められた情景を1つ1つ丁寧に歌い上げていった3人の歌声には、改めて歌唱のスキルの高さを感じさせられた。
第4幕では、「Off The Wall」や、紫とピンクのライトと、マイクスタンドを使ったセクシーな振り付けで観客を大人な世界へと誘った「Vroom Vroom」を披露。サビではエンジンをかけるような手振りと「Vroom Vroom Vroom!」という掛け声でファンも熱く答えた。
最後を飾る第5幕では彼らの代表曲でもある「Ka-CHING!」が届けられると、オーディエンスが一斉にサビの振りを真似て踊るという、会場全体が一体となった景色を魅せてくれた。
最後に、彼らは何度も、大勢のファン達と、自分達のために全力を尽くしてくれたダンサーやバンドメンバー、スタッフへの感謝の想いを口にした。