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西野カナ10周年全国ツアーで10変化、ワンマン47都道府県も達成

アーティスト

西野カナ 7月25日 札幌・ニトリ文化ホール

昨年、自身初・平成生まれの女性ソロアーティスト初となるドームツアーを成功させた西野カナが、デビュー10周年を記念した全国ホールツアーを行い、7月25日、札幌・ニトリ文化ホールにて最終公演を迎えた。

本ツアーは10周年ということで、できるかぎり多くの人に感謝の気持ちを伝えるために、これまでライブツアーでは行ったことがなかった場所を中心に、全国23か所26公演(23か所中20ヶ所が初開催)という、自身のホールツアーとしては最多公演数のツアーとなった。

このツアーによって47都道府県すべての場所でのワンマンライブを達成し、西野はライブ冒頭のMCで「日本で行ったことがないとこがないってすごいよね!今年もひとつの夢がかなって嬉しいです!」と語った。

本ツアーは昨年リリースしたアルバム「LOVE it」を引っ提げてのツアー。「LOVE it」はSNSなどの”いいね!”という意味が込められており、本ツアーコンセプトも「街にあふれる”いいね”」がテーマで、メインのセットにはヨーロッパ調のフォトジェニックな“街並”を構え、ホール規模では異例のセット転換も行われた。

曲に合わせてセットの世界観を大胆に様変わりする仕掛けや、合計10着の衣装に、魔法のような早着替えなど、視覚的にも存分に楽しめる、まさに“いいね!”なライブツアーになった。

さらに西野はMCでこの日集まった約2000名の観客に向けて感謝の気持ちを語った。

「2018年2月20日でデビュー10周年を迎えました!ありがとうございます。この10年、振り返ってみるとあっという間でした。何よりも幸せなことだなぁと思うのは、この10年みんなと一緒に時を刻んでこれた事です。みんなの毎日の中にいられるような歌を歌うことがわたしが音楽を始めた時からの夢でした。嬉しかったとき、悲しかったとき、何かに挑戦しようと思ったとき、恋をしたとき、恋に破れたとき、みんなの大切な思い出の一個一個に、わたしも一緒に交ぜてもらったような気持ちです。みんなにいっぱい夢を叶えてもらいました。本当にありがとうございました。これからも皆のことを友達のように思っているので、宜しくお願いします!」

会場は温かい拍手に包まれた。

セットリストは最新シングル「アイラブユー」を始め、「トリセツ」「Darling」「パッ」などのヒット曲も盛り沢山に披露され、会場全体でのコールアンドレスポンスやクラップ、タオルを回して盛り上がる曲など、ホールツアーならではの終始一体感の感じられるライブとなった。

西野は、8月末からは全国6か所・12公演の全国アリーナツアーも控え、さらに9月12日には映画『3D彼女 リアルガール』の主題歌「Bedtime Story」の発売も決定している。デビュー10周年イヤーを精力的に活動する西野カナの活躍に今後も注目だ。

西野カナ コメント
このツアーで無事に47都道府県、全県ワンマンライブを達成することができました。
ひとつひとつの会場で濃い思い出がありますが、全県達成というのは自分でも信じられないというか、実感はあまり湧きません。
なにより日本全国の皆さんと同じ時間を共有できたことが、とても嬉しくて、感謝の気持ちでいっぱいです。
全国周ってみて面白かったのは、自由に話しかけてくる会場があったり、控え目な会場があったりと、その土地ごとに県民性を感じたり、方言を教えてもらったり、その土地で有名なCMソングを皆で合唱したり、会場ごとに沢山の思い出を作ることができたことです。
私は和菓子が大好きなんですけど、その土地ごとに有名な和菓子を食べるのも楽しみのひとつでした。
8月末からは全国アリーナツアーがスタートするので、また全国の皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!
今年はデビュー10周年なので、全国の皆さんにご挨拶しながら、まだまだ沢山の思い出を一緒に作りたいと思います。

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