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サザン、原 由子が歌う「北鎌倉の思い出」が映画『ビブリア古書堂の事件手帖』主題歌に

アーティスト

サザンオールスターズ

鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂。その店主である篠川栞子が古書にまつわる数々の謎と秘密を解き明かしていく、シリーズ累計640万部を突破する国民的大ベストセラー、三上延・著「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズ。その実写映画化となる『ビブリア古書堂の事件手帖』が11月1日に公開となる。この主題歌が、サザンオールスターズの最新曲「北鎌倉の思い出」に決定した。

作詞・作曲は桑田佳祐。自身が歌う曲とはまた違った、原 由子ボーカル曲の際に発揮される独特の桑田マジックが、この曲でも全開。彼女独特の温かく優しい歌声が、曲の世界観をたおやかに包み、北鎌倉を舞台に時空を超えて行き来する愛する人への思いを、豊かな自然の描写とともに情緒的に表現し、映画と絶妙にマッチする美しい楽曲に仕上がった。ちなみにサザン名義の曲で原 由子がボーカルを取る曲が、映画主題歌になるのは今回が初となる。

また三島監督は、楽曲制作前の桑田と原宛てに、作り上げた本編映像に添えて自らの思いを綴った手紙を渡している。「その返事としていただいた楽曲には『100年経った今も 君を守ってくれる 姿なき人の思いよ』という詩が刻まれていた。人の〝思い〟というものは、その人が死んで消えた後にも、長い時を経て誰かに届き、人生に影響を与えていくものだろうと思うのです。映画の最後に流れるこの歌は、人間の記憶の中の深い〝思い〟を、微細にそして力強く引っ張り出してくれます。映画にとっても、自分にとっても、かけがえのない楽曲です。」と喜びのコメントを寄せている。
 

『ビブリア古書堂の事件手帖』©2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会

W主演を務める黒木は「映画を観て(楽曲を)作ってくださったと聞いて感動しました。栞子さんと大輔の姿や、純文学の薫りのする歌詞を、原 由子さんの鎌倉に吹いてくる風のような声で聞けて、本当に素敵です。早く皆さんにも聞いていただきたいです。」、また野村は「聴いているだけで心が休まる、そんな曲はなかなかないと思いますので、映画を観ていただき、最後にこの曲を聴いてまたビブリアの事を思い出してほしいです。」とコメントしている。