BAROQUE、新曲「FLOWER OF ROMANCE」&「AN ETERNITY」発売日にツアー開幕
BAROQUEの全国ツアー「BAROQUE TOUR 2018 IN THE ATMOSPHERE」が、7月24日に東京・渋谷WWW Xにて幕を開けた。
彼らがライブを行うのは前回から約7カ月ぶりだったが、この日はいまから15年前にBAROQUEがメジャーデビューを飾ったデビュー日で、ボーカルの怜の誕生日でもあったので完売公演となった。
BAROQUEはこのステージで、アルバム「PLANETERY SECRET」の曲を中心に、懐かしい「ガリロン」や記念すべきメジャーデビュー・シングル「我伐道」などを次々と披露していった。
加えて、この日発売になったばかりのシングル「FLOWER OF ROMANCE」と「AN ETERNITY」の2曲も、ファンの前で初アクト。懐かしいBAROQUEのカケラをこっそり散りばめ、キャッチーなサビをもったノリのいいアッパーの「FLOWER OF ROMANCE」は、初演からオーディエンスの体をどんどん揺らしていき、BAROQUEのキラーチューンに育っていきそうな片鱗をすでに見せていた。
怜はそのリアクションを感じて「いいね。これ、ツアーで育てていこうよ。いずれはみんなに歌わせるから」と集まったファンを讃えた。「FLOWER〜」とは対照的に、曲の世界観にじっくり浸らせていく「AN ETERNIY」は、歌が途切れたあと、深海や天空や宇宙の壮大な空間へとリスナーを誘う音とは違い、人間の奥底に潜むくすんだ領域へとなだれ込んでいく圭のギターソロで恍惚とさせられる、衝撃的な圧巻のナンバーになっていた。
アンコールで、圭はこのときのプレイについて「臨死体験した(微笑)」と振り返り、この曲のMVを礼文島で撮影したことも明かした。これら最新曲2曲のパフォーマンスと既存曲がどう交わり連動して,新しいBAROQUEの世界を作っていくのか。このツアーからギターのスピーカーを3台に増やし、音圧、エフェクトを含め、さらに立体感を増した音響を体感できるBAROQUEサウンドとともに、今後の彼らの成長からひとときも目が離せないツアーとなっている。
今後BAROQUEは、サポートメンバーの高松浩史(B/THE NOVEMBERS)、KENZO(Dr)とともに、7月28日、大阪BananaHallから全国各地を訪れる。
また、この日のライブの本編終盤には怜の口からこのツアーのファイナルを9月27日、東京・TSUTAYA O-EASTで開催することも伝えられた。
チケットはオフィシャル先行がすでにスタート。8月3日からは、各プレイガイドの先行も始まる。先行購入者限定特典として、昨年大好評だった“メモリアルピクチャーチケット”(オフィシャルと各プレイガイドではデザインが異なる)を今年も制作。こちらは、当日会場にてプレゼントする。
「この夏、BAROQUEしようよ!いまのBAROQUE、めちゃくちゃカッコいいから」(怜)
「ファイナルでは新曲、もう1曲ぐらいできたらいいなー」(圭)