ONF(オンエンオフ)、日本デビューショーケース開催 2500人のファンと一緒にデビューを祝う
ONF（オンエンオフ）が7月31日、東京・マイナビBLITZ赤坂にて「JAPAN DEBUT SHOWCASE」を開催した。彼らの日本デビューをお祝いしようと、昼夜2公演合わせて約2,500人のヒューズ（ONFのファンの総称）が集結し、会場は大いに賑わっていた。
開演前から熱い声援が飛び交う中、ONFは記念すべき日本デビューシングル「ON/OFF –Japanese Ver.-」で勢いよくライブをスタート。続いてピアノが弾むファンクナンバー「Fly Me To The Moon」を軽やかにパフォーマンス。「LIGHTS ON! ONFです」と短い挨拶のあと、日本オリジナル「Love Arrow→」を官能的なファルセットを響かせながら、恋に落ちていく様子をダンスで表現し、会場のファンに向かって愛の矢を放った。
続く、「Cat’s Waltz」はメンバーが猫のように踊るチャーミングでキュートなR&Bポップ。低音ヴォイスのラッパーであるワイアットが最年少のラウンを抱きしめると、会場からは悲鳴にも似た歓声が湧き上がった。
4曲を披露したところで、トークコーナーがスタート。司会者に日本デビューについての今の気持ちを聞かれたジェイアスが「この日を待ちに待ってました。とてもドキドキしてます」と正直な気持ちを答えると他のメンバーも皆んな緊張していると頷く。
また、ラウンが「これからがはじまりだと思います。みなさん、温かく見守ってください」と日本人メンバーのUよりも完璧な日本語を流暢に話すと、場内からは感心の声があがった。
さらに、楽曲解説や日本語でのレコーディングでの苦労、ミュージックビデオ撮影の裏話と続き、メンバーへの「一問一答」コーナーでは、メンバーそれぞれのオフの部分にスポットが当てられ、J-USの小さい頃になりたかった職業は「焼肉屋の社長」、HYOJINの自分の身体の中でいちばん好きなところは「顔」という答えには会場も大爆笑。
最後に全員でのアカペラによる「♪Promise you」をワンコーラス歌い、実力派と言われるONFのまさにその実力を披露し、トークコーナーを締めくくった。
続いて、トークでみせたオフの姿とはうって変わり、ハートウォーミングなR&Bナンバー「朝 (Good Moring)」とダークなムードのバラード「If We Dream」をエモーショナルに歌いあげ、透明感のある歌声とハーモニーで観客を酔わせた。朝と夜、明と暗、光と影と相反するイメージを内包した楽曲を続けて歌うことで、ONFの表現力の高さと幅の広さを示していた。
また、ライブの中盤には、2チームに分かれてのゲーム対決も行われ、罰ゲームとして、メンバー全員での「ON/OFF –Japanese Ver.-」の倍速＆低速ダンスがミッションとして課せられたが、見事に踊りきり、大きな拍手が沸き起こった。
MCでは、ジェイアスが「ONFだけの音楽とパフォーマンスを見せたい」と意気込みを語り、ヒョジンは「いつか日本でドームツアーをしてみたいです」と大きな目標を掲げた。
ここで、ヒョジンから「僕たち、ONFの日本セカンドシングルの発売が決まりました！」とサプライズでの発表があり、日本デビューシングルから2ヶ月弱という速いタームでのリリースに場内が騒然とする中、早くもその日本セカンドシングル「Complete –Japanese Ver.-」を初披露。
クラウチングスタートの姿勢から始まるフレンチエレクトロ系のハウスナンバーで、ヒョジンが「君が僕を完成させる。君なしじゃダメだという気持ちを正直に伝える曲です。僕たちONFはヒューズの皆さんがいないとダメなんです」とファンに伝えると、会場も大興奮。
さらにトロピカルハウス系のEDMナンバー「Difficult」「Original-Japanese Ver.-」で会場の盛り上がりも最高潮となった中、メンバーそれぞれがファンへの感謝を自分たちの言葉で伝え、ラウンが「これからもONFから目を離さないでください！」と宣言。MKからヒジョンまで、一人ずつ丁寧に歌い継いでいくピアノバラード「24時間 (86400)」で本編は締めくくられた。
アンコールでは、韓国デビュー曲「ON/OFF」と最新のセカンドミニアルバムのタイトル曲「Complete(君に出逢った瞬間)」という、日本でリリースされるシングルの表題曲のオリジナルバージョンを自由に賑やかにパフォーマンス。ONFならではの笑顔と躍動感が溢れるライブを届け、最後に「ヒューズは僕のハートです！」「また9月に必ず会いましょう」と再会の約束をしてステージを後にした。
日本デビューショーケースを大成功に終わらせたONFは今週引き続きリリースイベントや来日プロモーションを積極的に行い、9月のセカンドシングル発売に合わせて再度来日する予定だ。
