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LUNATIC FEST. 2018、当日の模様をWOWOWで12時間にわたり独占放送

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結成29周年を迎え、今もなおロックシーンの先端を走り続けるLUNA SEA。そんな彼らが主宰するロックフェス「LUNATIC FEST. 2018」が、6月23・24日に千葉・幕張メッセ国際展示場で開催された。当日の模様が8月19日11:00から12時間にわたりWOWOWにて独占放送される。

3年前に行われた第1回は伝説となったが、今回もジャンルの垣根を越えた幅広い出演者たちの強烈な個性が光る、実にLUNA SEAらしいフェスとなった。ここでは初日の模様をレポートする。

オープニングアクトは前回に引き続き、LUNA SEAが結成時の表記である“LUNACY”として登場。当時をおもわせるメイクや衣装で、未CD化のレアナンバー「NIGHTMARE」などを繰り出し、オーディエンスを魅了した。

2回連続出場となるcoldrainが「このフェスのメンツのヤバさを考えたら、貴方たちは何も考えずにただ楽しむだけ!」とオーディエンスを煽ったように、LUNA SEAをハブにして繋がっていったバラエティに富んだ出演バンドたち。

「高嶺の花子さん」など、惜しみなくヒットチューンを連投したback number。独自の世界観とサウンドでオーディエンスを圧倒したDIR EN GREY。それぞれがLUNA SEAをリスペクトし、全力で自身の音楽を表現していた。

また、“奇跡のフェス”という謳い文句の通り、各ステージにLUNA SEAのメンバーが飛び入りするなど、ここでしか見ることのできないシーンも満載。Jを呼び込んで“J王蜂”として「デスコ」を投下し、会場を妖しく盛り上げた女王蜂。

Jを迎え入れての「Hey, You」でロックの持つ熱さを体現したThe BONEZ。そしてINORANはEXILEのTAKAHIRO、GLAYのHISASHIらによる豪華バンドACE OF SPADESのステージの「Louder」で飛び入り参戦。GLIM SPANKYは「愚か者たち」で、SUGIZOと世代もジャンルも越えたコラボレーションで、オーディエンスを酔わせていった。

SIDはLUNA SEAの名曲「I for You」をカバー。そして間奏の間にRYUICHIが登場するというサプライズも。GLAYのステージではACE OF SPADESのTAKAHIROと「BELOVED」で共演。そして「たまたま遊びに来ていた」というEXILE/EXILE THE SECONDのNESMITHがステージに登場し、「彼女の“Modern…”」を高らかに歌い上げる。

それだけでは終わらず、SIDの明希を呼び込んで「SHUTTER SPEEDSのテーマ」を披露。豪華ゲストの最後には「GLAYの兄さん的存在」であるSUGIZOが登場、「誘惑」を共に演奏し、オーディエンスはここでしか見ることの出来ないシーンの連続に大きな歓声をあげた。

トリをつとめるLUNA SEAのステージには、スタート前にBULL ZEICHEN 88/SIAM SHADEの淳士の姿が。かつて真矢のローディーをつとめており、師弟の絆を感じるドラミングが会場中に響き渡る。

そして、いよいよライブがスタート。1曲目は昨年発売された最新アルバム「LUV」から「Hold You Down」。現在進行系のLUNA SEAの姿をオーディエンスの目に焼き付けた後は、「TONIGHT」「Dejavu」といったキラーチューンを連発。「gravity」「闇火」、そして「I for You」といった聴かせるセクションでは照明や特効の演出も際立っていた。

再び「DESIRE」「ROSIER」という抜群のアッパーチューンで会場をヒートアップさせ、銀テープの舞い落ちる中の「WISH」で一体感は最高潮になり、ライブ本編は締めくくられた。

アンコールの声にこたえて、LUNA SEAだけでなくこの日の出演者も多数登場。大人数での「BELIEVE」セッションは、RYUICHIの他に、GLAYのTERU、ACE OF SPADESのTAKAHIRO、SIDのマオといった豪華な布陣がボーカルをとり、他の出演バンドのメンバー達も、演奏する者、踊る者、仲良くじゃれあう者、それぞれの笑顔がステージを彩っていた。

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