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『劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人』公開記念、原作者・鈴木央先生×乃木坂46メンバーのインタビュー公開

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アニプレックスは、『劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人』の公開を記念し、原作者の鈴木央と、映画主題歌を担当した乃木坂46のメンバー(梅澤美波、山下美月、与田祐希)とのインタビューを実施した。

映画の見所を始め、主題歌へのこだわりや、一緒に旅に出たい「七つの大罪」メンバーなど、本作に関する様々なことを訊いた。

対談では、鈴木央の本作におけるこだわりはもちろん、主題歌が「今の私たちの心情にぴったり」といった、山下の主題歌への想いや、梅澤の、ヒロインのエリザベスへの愛情なども語られた。
 

劇場版の見所とは…主題歌は「今の私たちの心情にぴったり」!?

ーー『劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人』の見所をお聞かせください。

鈴木央(以下、鈴木):原作以上に小さいお子さんから大人まで、家族連れで楽しめる内容を心がけました。ストーリーに注目してほしいです。

梅澤美波(以下、梅澤):メリオダス、エリザベス、ホークちゃんたちの和気あいあいとした雰囲気と、戦いでのかっこよさのギャップが私は好きです。みんなが気持ちをひとつにして戦う姿は、多くの人に楽しんでもらえると思います。

山下美月(以下、山下):キャラクターが個性豊か。それぞれに魅力があって、後半の戦闘シーンはとにかく迫力がものすごくて。思わず、息を飲んで応援してしまいました。

与田祐希(以下、与田):キャラクターもかわいいし、お話も面白い。ずっとワクワクして見ていました。もちろん乃木坂46のファンも楽しめる作品です。原作はまだ未読ですが、これから追っていきたいと思いました。

ーーなぜ物語の舞台に天空を選んだのでしょうか?

鈴木:夏のアニメ映画って特別なものですよね。舞台を海にしようか、山にしようか、と悩みました。でも海にして〈七つの大罪〉の連中が水着でいきなり登場するのも違うだろう、と。初めて見た人は「この人たち、いつもこんな格好をしているのか」と誤解を与えてしまう(笑)最終的には冒険活劇らしく空を舞台に選びました。

ーー梅澤さんは舞台『七つの大罪 The STAGE』で、ヒロインであるエリザベスを演じています。映画を見て違いを感じた部分はありますか?

梅澤:エリザベスがまとう、王女としての風格には圧倒されます。どうしたらそれが自分に出せるのか、アニメや漫画で研究をしました。自分なりにエリザベスになりきってみましたが…どうなんだろう(笑)むしろ、見た人に教えてほしいです。でも、舞台で演じたからこそ、映画ではエリザベスに一番、感情移入しました。

ーー映画主題歌「空扉」のこだわりと想いをお聞かせください。

山下:この曲は乃木坂46、21枚目シングルのカップリング曲ですが、初めて3期生の5人でフロントを担当させていただきました。未来に向けて羽ばたくという勇気あふれる曲になっています。まさに今の私たちの心情にぴったり。今回のオリジナルキャラのソラーダが、劇中で成長する姿も歌詞がリンクしています。映画を見ていて頭の中に歌が流れてきました。

与田:映画を見る前と見た後では曲の響きが全然違って。エンディングで「空扉」が流れたとき、改めて「ああ、いい曲だな」と感じました。なんだか自画自賛になってしまいますけど(笑)

ーー鈴木先生はこの曲を聞き、いかがでしたか?

鈴木:素直にまず、いい曲という印象です。乃木坂46の曲でありながら「天空の囚われ人」の歌でもある。きれいにリンクしている。“取ってつけた感”が全くなく、聞いていてすごく気持ちが良かったです。

作中で一緒に旅に出るなら?梅澤さん、エリザベスは「ルックスが、どタイプ」

ーー作中で、一緒に旅に出るなら、どのキャラを選びますか?

鈴木:ホークですね

ーーホークですか!?

鈴木:いざ、困ったときに食料になるから(笑)というのは冗談で、〈七つの大罪〉のメンバーは、友達にしたいヤツ、酒の飲み仲間にしたいヤツなど、各々イメージして作っているので、本当なら、全員と旅には出たいんですが。なかでもホークはうそ偽りのないキャラなので、一緒にいて楽しいんじゃないかと。

ーー女性のキャラなら?

鈴木:エリザベス、マーリン、ディアンヌは自分が好きな女性として描いているので、好きな部分がそれぞれにあります。ちょっと甲乙つけがたいですね。

ーー乃木坂46の皆さんは?

梅澤:私は絶対メリオダス。舞台でヒロインのエリザベスを演じているからかもしれないですけど、どんなときでも助けに来てくれるイメージ。かっこいいと思います。普段はお茶目で、ちょっと…だいぶ変態な部分もありますけど(笑)いろいろな過去を背負っていながら、大切な人を守るために戦う姿がステキです。

鈴木:作る料理はマズいですけどね

梅澤:ガマンします(笑)料理上手のバンもカッコいいし、キングもかわいいし、ゴウセルも面白いし…みんな魅力的ですけど、やっぱり私はメリオダスです。

山下:私はホークちゃんが“推しメン”です。ストーリーの中でずっと目を追っていました。少し口が乱暴な部分もギャップでかわいい! みんなのアイドルです。

与田:私もホークちゃん。実家ではいろいろな動物を飼っていますけど、豚ちゃんはないので。これを機にお母さんに相談しようかと…とか言ったらホークちゃんに怒られそうですけど。

ーーでは、女性メンバー限定で選ぶなら?

梅澤・山下・与田:エリザベス!

梅澤:ルックスがどタイプ。こんなアイドルになりたいです。

山下:梅ちゃんが演じるエリザベスの写真が出たときに、見た瞬間にドキッとしてしまいました(笑)

ーー乃木坂46の皆さんから、鈴木先生に聞きたいことはありますか?

梅澤:ズバリ! 先生が“犯した罪”は!?

鈴木:打ち合わせはお酒を飲まないと進まなくて。僕の大罪は“暴飲の罪”です(笑)

ーー反対に鈴木先生から乃木坂46の皆さんに聞いてみたいことは?

鈴木:僕はもともと、乃木坂46さんの曲が大好きで。仕事中にもDVDを流しているんですが、踊りと歌の両立がすごいですよね。やっぱり難しいですか?

与田:私はメンバーで一番なくらい、それが苦手で…すごく苦戦しております。

山下:私はバラエティー番組に苦戦中です。

鈴木:でも僕は「乃木坂工事中」が好きで、それを見て乃木坂46のファンになったんですよ。最初は何気なく見ていたら、いつのまにか、放送時間になるのが待ち遠しくなって。それからDVDを漁りまくって毎日“乃木坂漬け”です。そういう入り方をする人もたくさんいると思いますよ。

梅澤・山下・与田:嬉しい…!!
 

映画を見る人には「「空扉」を聞きながら情熱的なストーリーに浸っていただきたい」それぞれの想いとは…

ーー最後にどんな方に映画を見てほしいですか?

鈴木:お父さんがひとりで見た後に、子供を連れて行って、勧めてもらっても結構ですし、その逆もありかな、と。世代を問わず見てほしいです。以前に50代の男性から「うちのオフクロが七つの大罪が大好きなんです」という手紙をもらったこともあるんです。サイン会にその男性が来て「オフクロが、恥ずかしいからサインだけもらってきて、って」とおっしゃっていて。来てくれれば良かったのに、という残念な思いと、年配の方が僕の作品を気に入ってくださるんだという、うれしい思いが同時に沸きました。ぜひ、その女性にも見ていただきたい作品ですね。

梅澤:意外かもしれませんけど、女性に見てほしい映画です。戦いがあって、仲間が増えてという“少年漫画”にワクワクする気持ちって、実は女性にもあるんです。私自身、この作品を鑑賞して、改めてその感情に気づきました。小さな女の子から大人の女性まで、皆さんに見てほしいです。

山下:乃木坂46のファンだけど、これまで「七つの大罪」を知らなかった、という人にもぜひ見てほしい。「空扉」を聞きながら情熱的なストーリーに浸っていただきたいと思います。

与田:中学生の弟がいて、私に何かを勧めることはあまりないんですけど「七つの大罪(アニメ)は絶対見た方がいい!」ってすごい勢いで勧めてきたんです(笑)今回は、逆に私が『映画は絶対見た方がいい!』と勧めたいです。

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