ぼくりり、配信シングル「輪廻転生」MV公開「はじめて、楽曲を完全に超越したMVができた」
ぼくのりりっくのぼうよみが、先頃配信リリースした新曲「輪廻転生」のミュージックビデオが公開された。このMVについて、本人は「はじめて、楽曲を完全に超越したMVができた」と語っている。
毎週金曜深夜テレビ東京ほかで放送中のドラマ25「インベスターZ」のエンディング・テーマの同曲、ドラマのエンディングでは主演の清水尋也が曲を口ずさむシーンが挿入されているのも大きな話題となっている。だが、この曲の本当の姿はフルサイズで聴いて、はじめて理解できる。
「輪廻転生」はまったく違う4つの部で構成されており、それらは「執行猶予」「囚人番号」「死刑執行」「輪廻転生」と名付けられている。ドラマのエンディングで流れるのはその最初の部「執行猶予」のみである。
今回のMVでは、この4部をそれぞれ違ったテイストで表現しており、特に第3部「死刑執行」は圧巻。犯した罪を認め、懺悔しながら地獄へと旅立つ「ぼくのりりっくのぼうよみ」が化物へと変貌していく様を、肌が粟立つほどの不気味さで描き出している。グロテスクかつ圧倒的に美しい作品へと仕上がった。
今回MVの監督・制作はぼくのりりっくのぼうよみ本人が「在野の鬼才」と呼ぶ赤卵(あからん)がつとめた。過去のMVの映像などを破壊的に利用するなど、今作でもその才が遺憾なく発揮されている。
来月からは全国ツアー「僕はもう……」を開催することも発表されており、年末に向けてぼくりりの動きはまだまだ加速していきそうだ。
ぼくのりりっくのぼうよみ「輪廻転生」へのコメント
この、「輪廻転生」で描いているのは、まもなく訪れる僕自身の未来です。ひとり荒野を歩いていた人間が、天国に辿り着く。でもそれは、確実に訪れる死を待つための場所だった。そうして死を迎えた後、新たな生を歩みだしていく。
今回公開される「輪廻転生」のMVは、この曲の持つ数多の景色を確実に捉え、それ以上のものとして表現しています。監督は赤卵(あからん)という僕の友人で、僕は彼のことを「在野の鬼才」だと思っています。特に第3部「死刑執行」は彼にしか作り出せないもので、完成した映像を観たとき、はじめてMVが楽曲を超越した、と感じました。楽曲をすでに聴いてくださっている方も、ぜひ映像と共にお楽しみください。
これまでにない体験になりますように。
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