広告・取材掲載

川嶋あい デビュー15周年の集大成となる人見記念講堂ワンマン

アーティスト

川嶋あいが、8月20日に東京・昭和女子大学人見記念講堂にて、ワンマンライブ「Ai Kawashima 15th anniversary〜BIRTH〜」を開催した。会場には、2000人の観客が来場した。

川嶋あいにとって8月20日は1年で一番大切な日であり、スタートの日でもある。2003年にI WiSHとしてデビュー以来、欠かすことなく渋谷公会堂を始めライブを実施しており、8月20日ライブも今年で16回目を迎える。

今年のライブテーマは〜BIRTH〜(誕生)。今回のライブを通して、デビュー15周年を迎えた川嶋あいの“原点”と“新しい一面”を感じることができた。

SEから淡い光が会場を包み込み、1曲目「もう一度」のイントロが始まると川嶋あいが登場。深海をモチーフとしている神秘的なステージで、静かにワンマンライブの幕が上がった。

「最後の夕日」や「サマーブリーズにのって」など、初期の曲を織り交ぜたセットリストは、川嶋あいの15年を見てきた古くからのファンにとっては、懐かしくも嬉しい構成であり、15年経っても変わらない普遍的な歌声がそこにはあった。

キーボードが運ばれてきて、川嶋あいの弾き語りパートが始まる。「絶望と希望」と「ごめん」の2曲を披露。「絶望と希望」はパーカッションとウッドベースに加えてサックスに合わせ演奏をし、いつもとは一味違った編成のパフォーマンスを披露した。

その後、MCで「ラジオでリクエストを頂いたカバー曲を披露します」と話し、次の曲に入る。そこで演奏されたのは、Mr.Children「抱きしめたい」。カバーを披露するというサプライズに、観客も驚いた様だった。

川嶋あいがステージからはけると、過去にリリースしたシングル楽曲がオルゴールの様な音色で流れ出す。ダイジェストで流れるそのメロディーは、最新の曲から順に遡っていき、1stシングルの「天使たちのメロディー」が流れ終わった瞬間、「明日への扉」のピアノイントロが弾かれ、川嶋あいが登場し、15周年のステージでデビュー曲を披露した。

「見えない翼」「ジャングル」「My Love」とアップテンポの曲が立て続けに演奏され、会場の盛り上がりが最高潮になった「My Love」ではミラーボールがステージ頭上に飾られ、会場を照らし盛り上げた。

怒涛のアップパートが終わったタイミングで、祭りのようなドラムのリズムが刻まれた。「盆踊りを踊って、夏も盛り上げよう!」という川嶋あいの呼びかけと同時に、浴衣や法被、甚兵衛をきた踊り子がステージと観客席に登場。ロック調の「東京音頭」が演奏され、踊り子と一緒に川嶋あいが盆踊りを披露した。そのまま「ハレルヤ」の盆踊りバージョンに続き、。観客全員盆踊りの動きに合わせて手を振り、会場全体が一体となった。

本編最後の曲は、「Dear」。「大切な人へ心から『ありがとう』」と、15周年の感謝の気持ちをファンの方へ伝えて本編の幕が閉じた。

アンコールでは、軽快なパーカッションのリズムからイントロに入り「もっと!」が披露され、「I Love Your Smile」が続いた。アンコールの最後に、「今日は一年に一番大切な日に集まって頂きありがとうございました。最後は大切な卒業ソングを歌わせてください。」と「旅立ちの日に・・・」を演奏。いつもは弾き語りで演奏する本曲だが、今年はバンド編成で歌い上げた。

そして最後に、この日が養母の命日ということもあり、「私はその人のことが大好きだったし、その人の娘で良かったと思います。最後一言この言葉をおくりたいなと思って、16歳の時に書いた歌があります。今日の日の最後に心を込めてこの歌を歌わせてください」と述べ、8月20日にしか歌わない「『・・・ありがとう…』」を歌い上げ、ワンマンライブの幕が閉じた。

デビュー15周年の特別な8月20日のワンマンライブは、川嶋あいが関わってきたすべての人に対して感謝を届け、16周年以降を期待させるライブとなった。

「Ai Kawashima 15th anniversary〜BIRTH〜」セットリスト
01. もう一度
02. 最後の夕日
03. サマーブリーズにのって
04. スーツケース
05. マーメイド
06. シャングリラ
07. 絶望と希望
08. ごめん
09. 抱きしめたい(cover)
10. 明日への扉
11. 見えない翼
12. ジャングル
13. My Love
14. 東京音頭
15. ハレルヤ
16. Dear

EN1. もっと!
EN2. I Love Your Smile
EN3. 旅立ちの日に・・・

WEN1. 「…ありがとう…」

関連タグ