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YOSHIKI「24時間テレビ」出演時に番組視聴率が28.7%に急上昇

アーティスト

YOSHIKI

YOSHIKIが、26日に放送された24時間テレビ41「愛は地球を救う」に初出演し、11歳の盲目の少年と共に日本武道館のステージで感動的なパフォーマンスを披露。武道館中を感動の渦に巻き込んだ。

YOSHIKIの登場以降は視聴率が急上昇、パフォーマンス時には28.7%という高い数字を記録し、番組の視聴率に貢献した。

今回YOSHIKIは番組からのオファーを受け、盲目の少年の夢を叶えるため、この日武道館での夢のセッションを実現させた。今回共演した酒井響希くんは11歳。ちょうど同じ歳の頃に父親の死を経験し、その絶望の淵から這い上がることができたのは「音楽」があったからだと口にするYOSHIKIは、あの頃の自分と響希くんを重ね合わせ、今回の番組出演を快諾した。また先日、西日本豪雨災害の被災地へ1000万円の寄付をしているYOSHIKIは、番組の趣旨に賛同しノーギャラで出演。さらにこの日も自らステージで寄付金300万円の目録を手渡した。

響希くんは、1歳10ヶ月の時に両眼性網膜芽細胞腫という小児がんを発症。2カ月後に両目を摘出し2歳にして光を失った。YOSHIKIに憧れドラムの練習に打ち込む響希くんの、“プロドラマーとして世界中に勇気を届けたい”という夢の第一歩を手助けするため、26日武道館に駆けつけた。この出演直前、YOSHIKIは米ハリウッドで「ジャパン・ハウス LA」のグランドオープニングセレモニーでパフォーマンスを行った。その足で空港に向かい、当日朝に帰国したばかりだった。

LAのスタジオを訪問した響希くんとの出会いを追ったVTRのあと、YOSHIKIは響希くんの手をとり気にかけながらゆっくりステージ中央のドラムまで導いた。YOSHIKIが後ろから見守る中、響希くんはドラムでX JAPANの代表曲「紅」を披露。そして2人の共演「ENDLESS RAIN」では、なんと武道館の会場全体が大合唱するという感動的なフィナーレとなり、心揺さぶる演奏には涙を流すファンが続出した。放送中には、SNSのトレンドランキングで「YOSHIKI」が1位に躍り出るなど、2人のパフォーマンスを大絶賛するコメントで溢れ返った。

番組出演後にYOSHIKIは、「勇気を与えられたらと思って今日ここに来ましたが、気付けば僕の方が勇気と希望をもらいました。」と、響希くんとの共演で自身が感じた想いを語った。また、米国からの飛行機が遅れた為、武道館にギリギリに到着したことを明かし、「本当に間に合ってよかった」と記者を笑わせた。

かつて「プロドラマーになりたい」と、YOSHIKIの人生を変えるきっかけとなったKISSのライブを観たのもここ武道館だった。今年の24時間テレビのテーマである「人生を変えてくれた人」。その言葉の通り、今夜YOSHIKIは1人の少年の人生を変えたかもしれない。今日のステージで見せた、あまりに感動的で心温まるステージは、必ずや24時間テレビの歴史に残ることとなるだろう。

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