広告・取材掲載

トリプルファイヤー、最新作「FIRE」が2LPゲートフォールド仕様でアナログ化

アーティスト

トリプルファイヤー「FIRE」2LP

トリプルファイヤーがミックス&マスタリングにillicit tsuboiを迎え、昨年11月にリリースした最新作「FIRE」が2LPゲートフォールド・ジャケット、限定ナンバリング入りで11月中旬にアナログ化される。

トライバルなビートで幕が開ける「中1からやり直したい」は、各楽器が異なった拍を刻みながらグルーヴを構築するポリリズミックなポスト・パンク/アフロ・ファンク・チューン。現実逃避と責任転嫁の末「中1からやり直したい」という、誰もが他人事とは思えない嘆きを歌いながら、ソリッドな社会風刺を内包する破壊力抜群のオープニング・ナンバー。

またアルバム発売に先駆けて公開された「野球選手になるために」は、キャッチーなトーンの乾いたカッティングと、粘着質なグルーヴが中毒性抜群な今作のハイライト的楽曲。”野球選手になるために先にやっておくべきこと”を列挙するうちに、目標と現在地の絶望的な乖離が浮き彫りになる、純文学的ウィットとユーモアに富んだ名曲だ。

その他、終盤に突然差し込まれるシンセの音色が最高にクールなフューチャー・アフロ「有名な病気」、リズムボックスに和を感じさせる音頭的ビートが絡む「漁師の手」など全11曲を収録。ソリッドでグルーヴィーな演奏に、吉田靖直によるユーモラスかつ核心をついたリリックが乗る、現代の日本におけるレベルミュージックを体現した稀有な傑作となっている。

今回のアナログ化にあたり、光沢ラミネート加工、限定ナンバリング入りゲートフォールド・ジャケットの豪華仕様での2LP化となる。

なお、JET SET Online Shopにて本日より予約受付中。