半崎美子、北海道十勝で撮影した「明日を拓こう」MV&トレーラー映像公開
半崎美子が9月5日に発売するシングル「明日を拓こう」の北海道十勝で撮影したミュージックビデオとトレーラー映像が公開となった。
「明日を拓こう」は、NHK札幌「北海道クローズアップ」のテーマ曲として今年4月からオンエアされ、CD化の声が多数寄せられた楽曲。北海道命名150年の今年、半崎自身の生まれ故郷でもある北海道を舞台に、自然と向き合いながらたくましく生きる人たちや、雪の下で息づく命、冷たい土を持ち上げて顔を出す希望のような生命をテーマに、一昨年8月の北海道十勝での記録的な台風被害から未だたくましく復興へ立ち向かっている方達へのエールという意味も込められて制作された。
今回のMVは半崎と同じ北海道で十勝出身の映像ディレクター・IPSA氏により、十勝ロケで4日間に渡り撮影された。MVでは十勝の雄大な風景や、そこに住む人々の暮らしぶりを丁寧に映し出している。
映像を手がけたIPSA氏は「今回のMVでは北海道の雄大で過酷な大自然を前に続いてきた私達の生活の1コマを、災害を経験された方達のインタビューを交え、日々の生活をドキュメントする形で撮影させていただきました。お店の陳列棚に並べば見えなくなってしまう生命の循環と自然の恩恵に預かった慎ましい生命の営み、これまであった様々な困難や挫折を乗り越え未来を切り拓いて続いてきた私達のささやかでひたむきな命の活動。そういった人々の想いや祈り、明日への希望が、北海道の雄大な風景と人々の映像を通して半崎さんの歌と共に人々の心に届いてほしい」とコメント。
対して半崎は「NHK札幌『北海道クローズアップ』のテーマ曲を書く機会を頂き、12月の雪深い北海道の芸森スタジオでこの歌が生まれました。雪の下で静かに息づく命、冷たい土を持ち上げて顔を出す希望のような命と、その命を育て、護る人々を謳っています。私自身にも、私が生み出す音楽にも、生まれ育った北の大地の風合いが少なからず溶け込んでいると思いますが、IPSAさんの映像がこの歌をより豊かにしてくれました。明日を、未来を切り拓く。その先にあるのは希望です。」と語った。