jealkb、ミニアルバム「Mix Up Sonic」のリリース記念イベントで水木一郎サプライズ登場

jealkbが9月5日、東京・池袋サンシャインシティ噴水広場にてミニアルバム「Mix Up Sonic」のリリース記念イベントを開催した。

登場するなりボーカルのhaderu（田村淳）は「日本で一番腰の低いビジュアル系バンド・jealkbです！」とMCを開始。楽器を持たない盛り上げ役・アジテーターのhidekiによる振付レクチャーを経て、アップテンポなロックチューン「Packya Ma Lad」を観客と踊りながらパフォーマンス。また、戻り鰹について歌った曲「Reverse Bonito」では、噴水広場に乱れ飛ぶ鰹のクッションに全員熱狂。こうしたオーディエンス巻き込み型のライブスタイルとhaderuの巧みな話術で、初見の人も一気に惹き付けていく。haderuは「初めての人でも絶対置いていかないライブを心がけてるんで、今日気になった曲があればぜひライブに遊びに来てください！」と話して熱心にバンドをアピールする。

haderuを中心に2005年に結成されたjealkb。彼は「芸人方面からも音楽方面からも『何がしたいんだ』と10年以上板挟みになってるバンドですけど、次にやる曲が10年以上かけて見つけた答えの1つです」と前置きして、ギターのedieeが作曲、edieeと自身が詞を共作した新曲「才僕」を披露した。

イベント後半では、9月24日に東京・TSUTAYA O-EASTで行うjealkb主催イベント「オトタノ」について告知。アイドルからバンド、歌手、芸人までさまざまな出演者が集い多種多様なスタイルで音楽を楽しむライブイベントだと説明していると、場内に「ちょっと待ったー!!」という声が。乱入してきたのは「オトタノ」に出演する水木一郎。アニソン界の帝王のサプライズ登場に大歓声が沸き起こる。

水木はjealkbを「良い声！良い演奏！」「次のアルバムはjealkb“Z”にしていいです」と絶賛。「今日jealkbのライブを見て、こんなバンドがアニソン界にいたらどんなにすごいかなと思ったんですよ。ですのでオトタノでもコラボしたいです」との発言も飛び出し、オトタノのステージへの期待を煽った。

最後は全員で「9月24日オトタノ、ぜひ遊びに来てほしいZ！」と、水木の代名詞“Z”ポーズを決め、jealkbメンバーたちは写メ会を実施。親しみやすい彼らの人柄がにじむ笑い満載のフリーイベントは、大盛り上がりのうちに幕を閉じた。