世武裕子、デビュー10年目に新作アルバム「Raw Scaramanga」発売決定
映画音楽作曲家兼シンガーソングライターの世武裕子(せぶひろこ)が、10月24日にアルバム「Raw Scaramanga」を発表することが明らかになった。
シンガーソングライターとしては近年sébuhiroko名義で「WONDERLAND」「L/GB」を発表しているが、今作を機に、シンガーソングライターとしての活動も世武裕子名義に統一。前作から約2年の月日をかけ“Raw Scaramanga”という或る表現者の記録音源を完成させた。
デビュー10年目にして世武が打ち出す本プロジェクトの一部は、既に本年度幾つかのライヴ公演で発表され、その圧倒的な楽曲群はオーディエンスに衝撃を与えている。
これまでも孤高のアーティスト、オルタナの女王、狂気の鍵盤弾き…と呼ばれるなど、同業者や若手ミュージシャンにもファンが多く、一方で、新進気鋭の映画音楽作曲家としてオファーが絶えない世武裕子。そんな彼女が新たに示す創作の泉が、さらなる迫力と生命力に満ちた傑作を生み出した。
新作「Raw Scaramanga」をイメージして撮影された新アーティスト写真は、田中裕介氏(CAVIAR)ディレクション、撮影は半沢健氏によるもの。収録楽曲などの詳細は近日発表となる。
世武裕子 コメント
Raw Scaramanga という、或る表現者の記録音源を作りました。
世武裕子の活動は10周年を迎えましたが、私に相応しいのはベストアルバムの発売でもなければ、
周年のお祝いイベントでもない。
常に、自分自身を塗り替えてゆくこと。想像を超えるものが吐き出されること。
それを、挑戦的な眼差しで、愛おしさを持って自分に課すこと。
それこそが私の生き方であり、探求を続けていくことそのものが、
リスナーの皆さんへの感謝にもなっていて欲しい。
音楽というのは、愛、生、性、思考、孤独、死、要するに私という人間の全てである、
という確認作業を、きっと10年かけてやってきたんだと思います。
なんだったら、31年かけてやってきたのかな、とも思います。
歳を重ねる度に、音楽と自分の中の発見や喜びに、胸がいっぱいになります。
これからは、もっとライヴをたくさんやろうと思っています。
どうぞ、これからも宜しくお願い致します。
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