マライア・キャリー、アルバムから新曲「ウィズ・ユー」リリース&MV公開も
マライア・キャリーが9月13日、10月に開催する4年ぶりの来日公演を前に、今年後半に予定されているオリジナルとしては2014年発表の「ミー。アイ・アム・マライア」以来4年ぶり、通算15作目となるアルバムから新曲「GTFO」を公開し、同時に、10月5日にはシングル「With You|ウィズ・ユー」という楽曲をリリースすることを発表した。
クリスマス・ソング以外では昨年2月に発表した「アイ・ドント feat. YG」以来1年半ぶりの新曲「GTFO」は、プロデュースをドレイクやDJキャレドの作品を数多く手がけ、グラミー賞ノミネート歴も誇るナインティーン85、ソングライティングをマライア自身と、自身のみならずリアーナやセレーナ・ゴメスへの楽曲提供でも知られるビビ・ブレリー、ジョーダン・マンズウェル(クリス・ブラウン他)、ナインティーン85のポール・ジェフリーズが共作。
「愛されて当たり前だと思ってた / 愚かな恋は人を盲目にさせる/ あなたのせいで私は途方にくれ 失望させられたまま / もう荷物をまとめて脇目も振らずに出て行って」と、恋の終わり、そして彼への決別宣言を独特の雰囲気と陰影に富んだビートにのせて歌う、継ぎ目なく、息づかいが聞こえるような色合いをもった眩惑的で多様なマライアならではの声と表現力。
本日公開となったミュージック・ビデオは、リビング、キッチン、ベッドルームといった自宅をイメージさせるようなプライベートな空間で、「出て行って」と歌うマライアだけをカメラはとらえ続ける。監督はチャーリーXCX、ケリー・クラークソン、デヴィッド・ゲッタ、ショーン・ポールなどを手がけているサラ・マッコルガンが務め、マライアの愛犬もカメオ出演している。
「私のファンは、私の心からの気持を、言葉を、歌を聴きたいと思ってくれている。とても快活で陽気で楽しい曲もあれば、心の深い奥底にある想いのものも」「私の新しい音楽を私のファンに最初に届けたい。今回のアルバムをとても楽しくつくることができたから、その最初の瞬間を明るく生き生きとした気持ちになるものにしたかったの」と語るマライア。来日公演への期待が高まるとともに、来るアルバムの全貌も徐々に明らかになっていく。