絢香、映画『人魚の眠る家』主題歌に新曲「あいことば」を書き下ろし
2018年11月16日に公開となる映画『人魚の眠る家』の主題歌が絢香の新曲「あいことば」に決定した。
『人魚の眠る家』は 稀代のベストセラー作家・東野圭吾作家デビュー30周年を記念して書かれた話題の同名小説を『TRICK』『明日の記憶』『天空の蜂』の堤幸彦監督が実写映画化。
篠原涼子と西島秀俊が映画初共演で夫婦役に挑む、衝撃と感涙のヒューマンミステリー。
主題歌については、映画側の“大切なわが子を守り抜こうとする母の愛を描いた本作の世界観を、絢香であれば最も美しく表現してくれる”という確信に近い強い想いから絢香へのオファーにより実現した。
絢香は楽曲制作の過程で「原作と台本を読んでいると、言葉とメロディが止めどなく溢れてきて、読み終える頃に『あいことば』は形を成していた」という。
それほどまでに絢香自身が映画に自分の気持ちを重ねて制作された楽曲「あいことば」は、大切な存在に対して誰もが経験したことがあるであろう、その感情に寄り添い、背中を推してくれるような壮大なバラードになっており、間違いなく映画を観た人々の心に残るであろう名曲になっている。
今楽曲は、11月に発売することを先日発表した約3年半ぶりのオリジナル・アルバム「30 y/o」に収録されるそうだ。
また、今楽曲が使用された最新予告映像も同時に公開。これまで公開している映像からさらに本編に一歩踏み込んだ内容で、絢香の楽曲がよりストーリーに深みを持たせており、公開までがさらに待ち遠しくなるような予告映像になっている。
更に、12月から開催する全27公演の全国ツアーの詳細も発表された。
絢香コメント
不思議なことが。
原作と台本を読んでいると、言葉とメロディが私の中で止めどなく溢れてきて、読み終える頃に「あいことば」は形を成していました。
映画に携わる方々の熱意を感じながら仕上げていくことで、より研ぎ澄ませながら世界観を創り込めた気がします。
曲をお渡ししてしばらくした後に試写を初めて観て、何度も涙しました。
本当に素晴らしい作品の一部となれたこと、この楽曲を生み出すキッカケをくださったことに感謝しています。「あいことば」は私の作曲家としてのキャリアの中で、特別に誇れる一曲となりました。
篠原涼子コメント(播磨薫子 役)
初めて聴いた時に、ここまで作品に寄り添ってくれる歌があるのか、と震えました。
物語の結末を優しく見守り、送り出してくれるような「あいことば」。
映画をご覧になる方は本編で泣いて、最後にこの曲でもう一回泣けると思います。
監督:堤幸彦コメント
見事な曲です!この映画のテーマとメッセージを深くご理解いただき、これ以上ないエンディングとなりました。
本当にありがたい!感動です。
新垣弘隆プロデューサーコメント
絢香さんが紡ぐ、静かに寄り添いながら劇的に心を動かすメロディー、シンプルでありながら強く胸を打つ歌詞、魂を揺さぶる圧倒的な歌唱力。
大切なわが子を守り抜こうとする母の愛を描いた本作の世界観を、絢香さんなら最も美しく表現できるという確信がありました。
そして母親でもある絢香さんに今、どうしても歌って欲しいと思いました。「あいことば」を聴いたとき、ただ涙、涙、涙で完全に言葉を失いました。
こんな名曲が誕生するなんて、“確信”などというレベルを超えてました。主題歌として書き下ろしてくれた絢香さんに深く感謝します。
堤ワールドのラストを飾る絢香さんの歌声をハンカチ持参の上、劇場でご堪能ください。