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はちみつロケット、メジャーデビュー後初ワンマンで11月にワンマン2Days開催を発表

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7人組アイドルグループ・はちみつロケットが、9月23日に東京・SOUND MUSEUM VISIONにて、メジャーデビュー後初となるワンマンライブ「はちみつロケット 1st ワンマンライブ H.R.HONEY♪〜明日何してる?渋谷に行こうよ!〜」を行った。チケットは即完売し、大盛況で幕を閉じた。

この日はメジャーデビューをして初めてのワンマンライブであり、ロケッター(ファンの呼称)にとっても特別な1日である。

ライブは昼夜2部制で両公演ともソールドアウト。男性だけでなく、特別に設けられた女性レーンまでロケッター(はちロケファンの呼称)で満員となっていた。

第1部、12:30の開演時間となり、会場のスクリーンに「あなたにとって、はちロケとは?」「ライブ後の予定は?」などのインタビュー映像が流れた後、チャイムの音が鳴り制服姿で現れた7人。

1曲目は「放課後リフレイン」からスタートし「フレンドリーム」「おかしなわたしとはちみつのきみ」と、はちロケのアイドル色が存分に詰まった楽曲を歌った。

3曲を披露したところでMCへ。話題は初めての単独ライブについて澪風が口を開く。「初めての単独は2016年3月6日にやった、イマジンスタジオでの『サムライヒナマツリ』で。私は侍の格好をしてたんですよ」と振り返った。華山志歩は「私たちを観たいと思って、会場に来てくれたわけじゃないですか。だから本当に嬉しいの!『フレンドリーム』の歌詞が心にグンときました。わかる? この気持ち?」とライブの喜びを噛みしめると、会場から大きな歓声と黄色いペンライトが上がった。

その後「WARE-WARE-WARE」「ギリギリサマー」「恋メラ」でロケッターも彼女たちと一緒に跳ねて、踊って、熱いステージを演出した。ここで一度、楽屋へ帰っていくメンバー。スクリーンには楽屋風な部屋で休憩しているような映像が映し出された。

部屋には10辛カレーと手紙が用意してあり、「食べてから面白いダジャレを叫んでください」と無茶振りが書かれていた。1人目は播磨怜奈が挑戦し、辛さに悶絶した後「カレー粉から出るエコー ハァ〜」、さらに森青葉は「胃腸だ快調だ」と親父ギャグを決めて、塚本颯来は「イタタッタタタタタッッタタタタタタップダンス」と3人とも会場の笑いをかっさらった。

映像が終わると「はちみつロケット〜黄金の七人〜」でお馴染みの金色の衣装に着替えてステージに戻ってきた7人。中盤戦は塚本がメインパートを務める「陰陽 -Yin Yang-」と、はちロケ流の大人バラード「夜空にきらめく花」と新しいナンバーを歌い上げた。

11曲目には、9月24日に配信リリースした新曲「かまわないさ」を初披露。塚本が「一回聴いただけで頭に残って、口ずさめる曲になってます」と話す通り、サビで何度も<かまわないさ>と歌唱するキャッチーな楽曲。初めて聴いたロケッターも彼女たちと一緒にサビを合唱した。後半戦の勢いがすさまじく、特に「ハニートランポリン」は地面が揺れるほど全員がジャンプをして会場が熱気を帯びていった。

テンションが最高潮に達したところで、第1部のラストに選んだのは「MOTTO MOTTO!!」。ステージの上も、フロアも全員が黄色い旗を振ってワンマンの喜びを分かち合った。ライブ終了後、7人が出入り口に立って来場者全員を見送るサービスを実施。最後までファンを大事にする、はちロケの愛を感じた。

16:30になり、第2部がスタート。第1部同様にスクリーンにインタビュー映像が流れる。今度は「はちロケで好きな曲は?」や「渋谷でどんな風に過ごしますか?」などを語った。

そして第1部では見せなかった「花火と漫画とチョコと雨」の衣装で登場。オープンニングは同曲でスタートした。「おかしなわたしとはちみつのきみ」「はちみつロケット〜黄金の七人〜」を披露した後、再び新曲の「かまわないさ」へ。第1部でロケッターたちは一緒に歌うだけだったが、今度はフリまで覚えていて適応力の高さに驚かされた。

MCに入り「大人になったらしたいこと」を発表。ちなみに雨宮かのんは「いっぱい旅行がしたい」、澪風は「友達だけでお泊まり会をしたい」、華山は「3階建ての大きな家に住みたい」、公野舞華は「真っ赤なオープンカーでドライブをしたい」、塚本は「雨宮かのんと幸せな家庭を築きたい」、播磨は「宝くじを当てたい」、森は「カウントダウンライブをしたい」だった。

そして、「ギリギリサマー」「陰陽 -Yin Yang-」とアップテンポなナンバーを披露した後に、照明は落ちてメジャーデビュー前から大事に歌ってきたバラード「お願いメテロティス」を歌唱。盛り上げるだけでなく、しっかりとオーディエンスを聴き入らせる表現力の幅広さが紛れもなく彼女たちの大きな武器である。

そして、楽屋へ戻る7人。1部同様にスクリーンにはスタッフが用意した、大量のわさび入りたこ焼きを食べて悶えるメンバーの映像が流れて会場は爆笑に包まれた。

そして、ステージに戻ってきて後半戦へ突入。「走れ!Fit’s Ver」を披露した後「放課後リフレイン」「夜空にきらめく花」で、青春の煌びやかさと儚さの世界観を見せつけた。さらにライブは佳境に入り「WARE-WARE-WARE」「恋メラ」「バカイズム」「ハニートランポリン」「MOTTO MOTTO!!」と間髪いれずに盛り上がるナンバーの猛攻撃を炸裂。

再びMCに入りメンバーが1人ずつ感想を言おうとすると、突然チャイムがなりサプライズでスタッフから手紙を渡される雨宮。会場や7人がそわそわする中、なんと11月26日、27日に東京・Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREでワンマンライブを開催することが発表された。そんな興奮状態のまま、改めてライブの感想を語った。

「メジャーデビュー後、初めてワンマンということで。舞台裏ですごい緊張していましたが、ステージに出て皆さんの顔を見たら緊張がほぐれました。ほぼ自分たちの曲だけでライブができたり、衣装チェンジができて、今までのリリイベとは違った。なんというか、アイドルをやっている気持ちになれました」(森)。

「(涙を浮かべながら)この空気がすごく感動的で……(中略)今日は1秒1秒を大切にしていこうと思ってライブをしました。私にとってはかけがえのない時間で、もう終わっちゃうと思ったら涙が溢れてきます……。皆さんにとっても私と同じようにかけがえのない時間になってくれたら嬉しい。皆さんのことが大好きなので、私のことも大好きになってください!」(播磨)。

「『お願いメテロティス』って初期の頃から歌っていて、今日はパッと前を向いたらいっぱいお客さんがいて胸がぎゅっとなりました。私たちを好きになっていただけて、興味をもってくださって、こんなに素敵な景色を見せていただけて。本当に幸せなことだと思うので、この景色を私はずっと見ていたいなと思います」(塚本)。

「皆さん、今日はソールドアウトですよ! っていうことは次の会場も期待できると思うんですよ。まだまだこんなもんじゃないって思いたいので、皆さん宜しくお願いします!」(公野)。

「メジャーデビューしてから今日まで、いろいろと環境が変わって。なんか自分じゃないみたいな日々を過ごしてきて。期待に応えなきゃってプレッシャーもあったんですけど、皆さんの力ってすごいんですね。「志歩ちゃん!」って声が聞こえることが嬉しくて自分の力に変わりました。……私は自信があまりない人間なのですが、いつも私に自信をくれてありがとうございます!」(華山)。

「次のワンマンも決まったし、もっとたくさんのロケッターさんを増やしたいし、もっと大きな会場でライブができるようにしたいので応援宜しくお願いします!」(澪風)。

「想像もできなかった幸せな空間を、皆さんと一緒に共有できて本当に幸せです! 私は今日のライブが今まで一番楽しかった、って思います。でも、その上を更新していきたいと思いますので、これからも宜しくお願いします」(雨宮)。

そんな1人ずつの熱のこもった挨拶の後は「フレンドリーム」。第2部、一番の盛り上がりを見せて本編が終了した。

そしてアンコールが起こり、ステージに現れた7人。ワンマンライブの締めは「バカイズム」だった。男性ファン、女性ファン、子供までも彼女たちと一緒に踊っている。そんな素敵で、キラキラしたステージは幕を閉じた。

なお、10月3日のニコニコ生放送で「『はちみつロケットの8:00まではちロケ丼』ワンマンライブ同時視聴スペシャル〜今日何してる?ニコ生見ようよ!〜」が放送されるのでお楽しみに。

文:真貝聡