ジュンスカ、自由が丘駅前でホコ天フリーライブを開催「30年ぶりにホコ天に帰って来ました!!」

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JUN SKY WALKER(S)が10月7日に東京・自由が丘駅前ロータリー広場でホコ天フリーライブを開催した。

原宿ホコ天から誕生したJUN SKY WALKER(S)は、2018年でデビュー30周年。そして、原宿ホコ天が廃止されて既に20年が経っている。

今回デビュー30周年企画のひとつとして、ジュンスカのラジオレギュラー番組「ジュンスカRe:STREET~30年目の“ON”返し」で、ジュンスカのホコ天フリーライブ企画を全国に募集。その栄えある第1号に選ばれた場所が、東京・東急東横線「自由が丘」駅前で開催される「自由が丘女神まつり」。

歩行者天国となる駅前広場は、ジュンスカ登場前から老若男女や家族連れにより人で埋め尽くされる。今か今かと期待を膨らます熱気が溢れ、開演前からボルテージは最高潮。
 

ジュンスカ ホコ天フリーライブ

そしてついに、1988年11月の原宿ホコ天ライブ以来となる奇跡の瞬間が、30年の時を経てついにやって来きた。大歓声に包まれながら、宮田和弥(Vo.)森純太(Gt.)寺岡呼人(Ba.)小林雅之(Dr.)が登場。オープニングナンバーは、「歩いていこう」。いきなり広場全体がこぶしを突き上げ「オーオーオー!」の大合唱。続いて「START」のヒットナンバーが続く。

宮田和弥は、「ジュンスカが30年ぶりにホコ天に帰って来ましたー! みんなが生活している場所に音楽を届けられて本当にうれしいです!」と挨拶、集まったオーディエンスもこの歴史的瞬間を共に感じ、拍手と歓声で応える。続いて披露されたのは、「MY GENERATION」からバラードの名曲「休みの日」で熱気に包まれた会場に清涼な空気を送り込む。

「さー盛り上がっていくぞー!」と宮田和弥が叫ぶと「青春」「すてきな夜空」「全部このままで」と怒涛のセットリストを展開。

駅のホームからも手が振られ「ホームのみんなー! 駅員さんーありがとう!」とそれに応える。その光景は、非日常の東京であり、ホコ天が生み出すキラキラした青春の思い出の1ページを蘇らせる。インターネットも携帯電話もない80年代後半、刺激的で憧れの東京を象徴するスポットが原宿であり、休みの日に若者がこぞって集まったホコ天こそが東京そのものだったのだろう。

あれから30年の時を経て、今回のホコ天は、多くが家族連れと変わり、そして懐かしの仲間との再会の機会となった感動的なジュンスカホコ天ライブとなった。

終演後、ジュンスカからのクリスマスプレゼントとして、来月11月21日に自身のオリコン初の1位となった大ヒットバラードの「白いクリスマス」の2018年バージョンのリリースも発表し会場を沸かせた。

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